前日の海外市況
海外市場概況
- ドル・円:149円66銭から150円70銭まで上昇後、一時149円92銭まで下落した。
- ユーロ・ドル:フランス政局不安はある程度緩和されたことから、1.0521ドルから1.0589ドルまでドル安・ユーロ高で推移。
- ユーロ・円:157円76銭から159円39銭まで上昇。
- NY原油市場:弱含み、株安で調整的な売りが入る。
- NY株式市場:反落、雇用統計を警戒。
本日の予定
- <国内>
- 08:30 10月現金給与総額(前年比予想:+2.6%、9月:+2.5%)
- 08:30 10月家計支出(前年比予想:-2.5%、9月:-1.1%)
- 14:00 10月景気動向指数・先行速報値(予想:108.8)
- <海外>
- 19:00 ユーロ圏・7-9月期GDP確定値(前年比予想:+0.9%)
- 22:30 米・11月非農業部門雇用者数(予想:+21.5万人、10月:+1.2万人)
- 22:30 米・11月失業率(予想:4.1%、10月:4.1%)
- 22:30 米・11月平均時給(前年比予想:+3.9%、10月:+4.0%)
- 22:30 カナダ・11月失業率(予想:6.6%、10月:6.5%)
- 24:00 米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:73.2)
経済指標
- 米・10月貿易収支:-738億ドル(予想:-750億ドル)
- 米・先週分新規失業保険申請件数:22.4万件(予想:21.5万件)
- カナダ・10月貿易収支:-9.2億加ドル(予想:-10.5億加ドル)
- ユーロ圏・10月小売売上高:前月比-0.5%(予想:-0.3%)
要人発言
- マクロン仏大統領「任期満了まで職務を全う」「向こう数日内に新たな首相を指名する」「つなぎ予算で政府閉鎖を回避」「2025年の予算、同年早期の成立目指す」
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前日の海外市況ほかドル 円149円66銭から150円70銭まで上昇後 一時149円92銭まで下落した
3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円60銭前後と前日に比べて横ばいだった。韓国の政情不安から一時148円65銭まで軟化したが、韓国の戒厳令が解除されたことなどから持ち直した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0499ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円35銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
リスク回避的な円買いが縮小するなか、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。前日に発表された10月の米雇用動態調査(JOLTS)で労働市場の底堅さが示されたことを背景に、時間外取引で米長期金利が小幅ながら上昇していることがドルの下支えとなり、午前9時50分すぎには149円91銭をつける場面があった。ただ、今晩にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演や11月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポートの発表などが予定されており、一段のドル買いには慎重さが感じられる。
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円87銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル安・円高となっている。
午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(128.42/45円)に比べてドル高/円安の130.01/03円で推移している。日銀金融政策決定会合で現行の金融政策の維持や連続指し値オペの明確化などハト派姿勢が強まったことを受けて、海外勢を中心とした投機的な円売りが加速。ドルは一時130.27円と、2002年4月24日以来の水準まで上昇した。
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