2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博
万博の入場予約枠が9:00/10:00/11:00/12:00/17:00の5枠制で設定されているため、午前中の各時間帯に分散されているものと考えられます。
また、1週目の混雑やトラブルを受け、万博側は通信トラブル防止のためにWi-Fiの設置など改善を進めており、今後については緩和が期待されます。
イベントの開催地選びでは、万博への人の流れや時間帯も加味した計画が効果的でしょう。
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博は、初日に約14万6,000人という来場者数を記録しました。
増加率は3~5%と、想定していたほどの劇的な増加傾向は現時点では見られませんでしたが、万博開催に限らず、平常時から十分に高い来訪基盤を持つことが確認できました。
万博開幕で注目を集める大阪は、今まさにイベント開催の「ゴールデンタイム」を迎えています。
大阪・関西万博の来場者は、会場だけで1日を過ごしているわけではありません。 最新の来訪データを分析すると、多くの人が“万博ついで”に市内の観光地や商業施設を訪れていることもわかってきました。
万博効果を最大限に活用するためのイベント戦略を、検討してみてはいかがでしょうか。
今後も万博開催中の人流データを分析し、周辺エリアとの関連性についても情報発信を続けていく予定ですので、イベント企画の参考にしていただければ幸いです。
開幕1週間の動きとしては、平日であっても数万人規模の動員を記録している万博の集客力を示しており、大阪エリアへの人流のポテンシャルの高さがうかがえます。
今回万博開催地となった大阪市内には、文化的背景や周辺環境も含めた総合的な魅力を持つイベント会場が多数あります。
時間別の来訪データからは9時の会場以降は特に午前中が常時数万規模で推移しており、万博協会が全体来場の7割が午前中に集中すると予想された通りの結果が来訪データ上からも見られました。
今後、万博来訪者がどこに訪れているのかなどの動向も、データが集まり次第追っていきたいと思います。
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。 開幕から1週間で累計60万人以上が来場し、今まさに大阪は「イベント都市」としての存在感を高めています。
なお、万博協会によれば、開幕から5月までの会期前半は過去の万博の傾向から落ち着いたスタートとなり、6月に向けて一度目のピークを迎えると予想されています。


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