HOYAサイバー攻撃 障害ほぼ復旧

2023年に注意すべきサイバー攻撃とシステム障害とは何か。今回は、2022年に発生したインシデント（事故）を踏まえ、2023年も引き続き注意が必要なサイバー攻撃やシステム障害を取り上げる。

今回はシステムトラブルに関するトピックを3つ取り上げる。SUBARUディーラーのシステム障害、TOEIC申し込みサイトへの不正ログイン、埼玉県関連団体のメール乗っ取り被害である。

ＨＯＹＡによると、システム障害は３月３０日未明に国内外の事業所で判明。生産工場内のシステムや受注のシステムが停止した。第三者による不正アクセスの可能性が高いという。復旧状況などの詳細は明らかになっていない。

光学機器大手ＨＯＹＡは２３日、３月末に発生したシステム障害がおおむね復旧したと発表した。ＨＯＹＡは眼鏡用レンズの国内市場でトップシェア（占有率）を誇り、眼鏡店で販売停止などの影響が出ていた。

眼鏡用レンズで国内トップシェア（占有率）のＨＯＹＡで３月末にシステム障害が発生し、大手眼鏡チェーンでレンズ販売の一部停止や商品の供給遅延といった影響が生じている。供給が不足しているのは主に機能付きのレンズなどで、競合他社の生産にも支障が出ている。

今回は3件のシステムトラブルを取り上げる。Z会グループでの個人情報漏洩と、北海道千歳市のメールサーバーへの不正アクセス被害、那覇市立図書館のシステム障害である。

今回は3件のシステムトラブルを取り上げる。PR TIMESの配信サービスにおける障害と、デジタル庁のサービスへの不正アクセス、UPDATERのランサムウエア感染である。