一時1ドル160円台 介入の警戒続く

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一時1ドル160円台 介入の警戒続く
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 一時1ドル160円台 介入の警戒続く

一時1ドル160円台 介入の警戒続く

三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役(ニューヨーク在勤)は、円安進行によって輸入物価が上昇することで「日本の消費落ち込みへの懸念が高まり、何もしないと世論の見方が変わってくるリスクがある」と指摘。155円を抜けた場合、介入のリスクが高まると述べた。

ただ、為替介入は相場のトレンド転換を目的とするものではないため、米金利先高観が続く限り、ドル高・円安の基調も続く可能性が高いと思われます。したがって、米国の物価関連の指標で、物価の伸びの鈍化が明確に確認できない限り、ドル高地合いは変わらず、物価の伸びが続く場合は、150円を超えるドル高・円安も想定されます。このような「ドル円相場は米物価次第」という状況は、当面続くのではないかと考えています。

次に、現在のドル円相場の状況に目を向けると、前述の通り、依然としてドル高・円安の流れが続くとの声が多く聞かれ、すでに150円は視野に入っていると思われます。ただ、今局面では、介入警戒感も強く、1990年当時のような155円、160円といった5円刻みの節目を想定することは困難と考えます。そのため148円台以降のドル円は、本邦当局の動きをにらみつつ、50銭刻みが目安となる公算が大きいとみています。

円相場が24日、34年ぶり安値となる1ドル=155円台に下落した。政府・日銀による円買い介入への警戒は高まっているものの、じわじわと円安が進む。国内の輸入企業や機関投資家のドル調達ニーズは大きく、断続的に円を売って、ドルを買う注文が出てくるからだ。投機筋の円売りが値動きを増幅させている面もある。市場の関心は日銀の金融政策に移っている。

●ドル円は先週、1990年8月以来のドル高・円安水準をつけ、鈴木財務相は再度の介入を示唆。

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