「ドル円177円あり得る!?しばらく介入は無さそう…?|5月の経済見通し」和田仁志氏 2024/5/1

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「ドル円177円あり得る!?しばらく介入は無さそう…?|5月の経済見通し」和田仁志氏 2024/5/1

ドル円177円あり得る!?しばらく介入は無さそう…?

動画配信期間

2024/5/1~

概要

元外銀ディーラーで現在はマーケットについて幅広い投資情報を発信する和田仁志氏による為替相場の解説セミナーです。
今、注目したい通貨ペアの動向や今後の展望とは!?マーケットの最新情報などに基づき、徹底解説します!

 
f:id:gaitamesk:20190904150909j:plain和田仁志 氏
1968年長野県生まれ。立命館大学卒業後、米シティバンク・英スタンダードチャータード銀行で十数年間に渡りインターバンクディーラーとして一線で活躍。その後は、証券会社などで外国為替証拠金業務を立ち上げるなど、当業界にも精通している。2006年8月からはニューヨークからホットな金融情報を提供する。グローバルインフォ代表取締役社長を経て、2017年8月よりDZHフィナンシャルリサーチ常務執行役員に就任。
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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 「ドル円177円あり得る!?しばらく介入は無さそう…?|5月の経済見通し」和田仁志氏 2024/5/1

ドル円177円あり得るしばらく介入は無さそう5月の経済見通し 和田仁志氏 2024

米1-3月期雇用コスト指数は前期比+1.2%と市場予想(+1.0%)を僅かに上回り10-12月期(+0.8%)から伸びが拡大した。賃金インフレ圧力の根強さが示されたとの見方から米長期金利が上昇するとドル買いが優勢となった。その後に発表された米4月消費者信頼感指数は97.0と市場予想(104.0)を下回り前月(103.1)から低下したが、ドルの下落は限定的だった。

昨日のドル/円は157円台後半へと反発。前日の日本政府・日銀による円買い介入と見られる動きで下落した反動が出た。連休の谷間の5・10日とあって仲値公示に向けて本邦実需のドル買いが観測されると157円付近へと上昇。この水準ではやや伸び悩んだものの、米1-3月期雇用コスト指数が予想を上回り賃金インフレ圧力が根強いことがわかると明確に157円台に乗せた。その後もドル高主導の展開が続き、NY市場終盤には157.84円前後まで上伸した。円買い介入をもってしてもドル高主導の円安を止める効果は小さいことがあらためてわかる動きであろう。なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)は本日、政策金利を5.25-5.50%に維持する見通しで、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ動向を踏まえ、利下げ開始に慎重な姿勢を示す公算が大きい。ドル高主導の円安地合いは本日も続くと見ておきたい。FOMCの前には米3月JOLTS求人件数や米4月ISM製造業景況指数といった重要経済指標の発表も予定されている。158円台は29日の円買い介入と見られる動きで一瞬のうちに通過した「真空地帯」だけに、戻した場合のスピードも速いと考えられる。

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