[ユーロ米ドル]FRBの利下げ観測後退

昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏１－３月期GDP速報値やHICPが予想上回ったことでユーロ買いが先行。１．０７３５まで上昇したがNY時間に発表された米雇用コスト指数が予想を上回るとドル全面高。ユーロは１．０６６５付近まで下落するなど結局ドルを中心とした動きになりやすい。
今日は米ISMやJOLTSなどの重要指標が発表されるがFOMC会合の結果発表を控え、結局FRBの政策が相場の中心になる。年内利下げ観測後退が示されるか、或いは利上げも視野に入るようならドルは底堅い動きが予想されユーロは４月に付けた今年最安値となる１．０６ドルを試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ：1.0720～1.0600（今年最安値）

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