放置竹林をメンマにして販売 試み

FXブログ
放置竹林をメンマにして販売 試み
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 放置竹林をメンマにして販売 試み

放置竹林をメンマにして販売 試み

(注1) 「平成24年3月に137年の歴史に幕をおろした旧築羽小学校を再活用した地域を担う人材創造拠点。」(つくラッセルfacebookページでの紹介文)。2018年オープン。 (注2) 雑誌では、長野県飯田市の舟下り会社に所属する船頭である曽根原宗夫氏を中心に立ち上げられた、川沿いの放置竹林を間伐し、その竹を燃料として燃やしたり、筏、メンマ等に加工して活用する「鵞流峡復活プロジェクト」が紹介された。プロジェクトの過程で地域のつながりも生まれているという。雑誌『BE-PAL』(2018年2月号「地方創生時代の歩き方 ルーラルで行こう!」No.33)。(注3)地域情報誌『耕ライフ』誌上で一般に参加者を募り、「当たり前のように購入していたものを作ることにより、作り手や大地の恵みへの感謝の心をはぐくみ、知識や技術を身につける」ことを行う企画で、メンマづくりは「ラーメン」作りの一つとして実施された。(注4)矢作川の川辺の竹林を保全する地元団体。(注5)「長さ1.8m、直径13cm以上の朝どれ孟宗竹のタケノコを1本300円で限定100本買取します」(「つくラッセル news 2019年4月号より」)。「朝どれ」に限定しているのは、時間が経つとえぐみが出るため。

この放置竹林問題を解決できるのが、この竹からメンマを作るという試みです。

竹の地下茎は1年で2~3メートル、最大7~8メートルに達することもあるなど繁殖力が強く、放置すると広がっていく。成長の早い竹が日光を遮って周囲の樹木を枯らしたり、農作物を荒らす野生動物のすみかとなって獣害を引き起こしたりするという。

面積の80%を山林が占める延岡市では近年、人手不足や生産者の高齢化などにより、誰にも整備されない“放置竹林”が増加傾向に。成長の速い竹林が日光を遮って他の木々の成長を妨げるなど、さまざまな問題が発生しているそうだ。

同庁などによると、かつて竹林はタケノコ生産や竹かごなどの生活用品、造園資材などに利用され維持、管理されてきたが、竹材やタケノコの輸入増、プラスチック製品の普及などで利用が減少。竹林の放置の一因になったとされる。昭和35年に約40万トンだった竹材生産は、近年は約3万トン前後に激減している。

そこで、江原代表は「放置竹林をメンマにして竹害を食い止める」という活動をスタート。

自然あふれる山口市徳地で抱える放置竹林の問題をメンマ作りで解決を図る取り組みが進んでいる。中心人物の武石智絵さん(49)は「竹は毎年育ち、ボランティアの力で解決するにはあまりにも荷が重い。特産品として新規雇用をもたらし、地域活性化につながれば」と意気込む。

そうして、すぐに国内市場や技術などについて調査。メンマの原料となる乾燥タケノコは94.5%を中国からの輸入に頼っているが、飲食店では国産品を求めるニーズが増えていることなどが分かり、放置竹林を活用したメンマづくりに乗り出したという。

竹林を放置すると、浅く広がる地下茎の影響で地盤の保水力が弱まり、地滑りや斜面崩落などにつながるとされる。日光を遮ることで生態系を壊すほか、住み着いた動物による農作物被害も指摘されている。

土砂災害を招くなどとして各地で課題になっている放置竹林の活用を目指す試みが、古賀市で進んでいる。伐採した竹を商品化して資金を作り、キャンプ場や環境教育の場として整備する計画で、竹害を解決するモデルケースの構築を視野に入れている。

放置竹林問題を解決しようと開発された「延岡メンマ」が3月7日、延岡市立川島小学校で給食として提供された。

この状況を改善しようと、竹の利用促進で竹林整備につなげる取り組みが各地で広がる。京都府木津川市の認定NPO法人「加茂女(かもめ)」は市内で計約2・6ヘクタールの竹林整備に取り組む。軸足を置くのは「竹を食べて放置竹林をなくす」ことだ。

この多くの人を悩ましている問題ですが、実はこの放置竹を使ってメンマを作るという試みがはじまっているのです。

このメンマは、同市の放置竹林問題を解決するために生まれた“森を育てるメンマ”だという。

-----放置竹林を活用したメンマをつくるにあたって、大変だった点は?また、それをどのように乗り越えましたか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました