金(ゴールド)は上げ下げを繰り返す。FRB高官らのタカ派寄り発言が重しに(XAU/USD 市況と分析)2024/5/9

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金(ゴールド)は上げ下げを繰り返す。FRB高官らのタカ派寄り発言が重しに(XAU/USD 市況と分析)2024/5/9
 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動きまとめ

5月8日のニューヨーク金先物相場は続落し、中心限月6月物の終値は前日比1.90ドル(0.08%)安の1オンス2322.30ドルで取引を終えた。

金価格は、FRB高官らの発言に注目が集まる中、日中は上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開となった。年内の金融緩和見通しを巡る当局者のタカ派寄りの発言が重しとなった。

COMEXの金先物6月限は、アジア市場で2329.60ドルまで買われた後、ロンドン市場の序盤にかけて2311.40ドルまで売られた。米国市場の後半にかけては2329.00ドルまで反発したものの、戻り売りも観測され、伸び悩む展開となった。時間外取引では主に2320ドル付近で推移した。

金のスポット価格も下落し、対ユーロでのドル高が金価格の重荷となった。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

金(ゴールド)30分足チャート

日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が横ばいとなり、価格は移動平均線の下に位置した。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準である50を下回って推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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日本において金価格が高騰しているのは 「円安」が大きな原因です

2008年の金融危機の対策として、米国は金融緩和策を実施してきました。 しかし、2013年以降、その金融緩和策が徐々に終焉する兆しが見え、その結果、縮小可能性が示唆されました。

一方需要をみてみると、今後も増加していくと考えられます。金は貴金属や宝飾品だけでなく、工業製品の部品としても欠かせない存在であるからです。

お金は燃えたりもしますが、金は消滅しないから…?

2022年、中国人民銀行が金を大量に輸入したことから、安全資産である金の獲得に躍起になっています。

この崩壊は、特に株式市場に混乱をもたらし、多くの投資家が大損を出しました。その結果、多くの人々がより安全な投資先を求めて金へと目を向けるようになりました。

金価格の今後の見通しを、以下の観点から詳しく解説します。

近年金相場は、オリンピック開催で上昇すると言われています。

しかしながら、相場は一方向へ上昇するのではなく、上昇と下落を繰り返しながら上昇していくのが一般的です。 金価格も同様で、経済に影響を与える事案が収まる兆しを見せると、金の需要は減少する可能性があります。 長期的に上昇トレンドが発生しているからといって、不用意なタイミングで購入するのではなく、相場分析を行い取引タイミングを見極める必要があります。

ドル建てでの金価格とは異なり、円建てでの金価格は2024年4月4日現在もなお、高騰の傾向にあります。日本において金価格が高騰しているのは、「円安」が大きな原因です。

投資需要としても高い金は、各国の中央銀行からの需要も高い資産とされています。 2020年代に入ってからは、新興国の中央銀行、特に中国やインドなどが、米ドル資産から金へ移行する動きを積極的に進めています。

現在(2023年時点)では、ロシアウクライナ問題や台湾問題などが注目されており、世界では軍事的な緊張が続いています。 金価格も高値付近で推移しており、地政学リスクが高まると金の需要が増加する傾向が見受けられます。

一つ目が世界情勢の変化によって金の価格は変わっていきます。よく聞くじゃないですか?「有事の金」とも言いますが、戦争が起きたり、テロが起きたり…こういった時に金の価格は上がっていくのです。これはどうしてか分かりますか?

CFD(Contract for Difference)とは、別名「差金決済取引」とも呼ばれます。 実際の現物を保有することなく、金や原油といった商品や世界の株価指数などに投資を行うことが可能です。

例えば今のアメリカはずっとインフレですよね?なので、インフレの最中はやっぱり金価格は上がりがちです。このように物価上昇を狙って金を買いに行く人たちがいます。

世界情勢がさらに悪化しない限り、短期的(3ヶ月)・中期的(1年程度)には、金価格は一度落ち着くもしくは下がる可能性があると見て良いでしょう。

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