[全般]クロス円の買い

週明け東京市場でドル円は買いが先行。週末にイエレン財務長官がドル円の介入について「こうした介入はまれであるべきで協議が行われることが期待される」との発言を受け今後介入を実施するのは難しいとの見方が広がった。
ドル円は152円後半から154円まで一円余り上昇。また、欧州市場に入ると米長期金利が低下して始まるとドル売りが先行。
ドル円の戻しが鈍い一方でクロス円全般に買いが目立つ。
結局ドル円は介入が入ったことで上値は限られる中で他通貨などに対して金利差を狙ったクロス円の買いに安心感が広がっている。
特に今週は米国経済指標の発表が少ない中で政策会合が開かれる豪ドルやポンドが買われやすい。
先週は政府日銀がトータルで9兆円近い介入を実施したと予想されただけにドル円の上値は重く、目先は金利差狙いからのクロス円の上昇を見込んだ買いを入れていきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー