サプリで健康被害 公表まで2カ月

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サプリで健康被害 公表まで2カ月
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 サプリで健康被害 公表まで2カ月

サプリで健康被害 公表まで2カ月

バストUPとスリムUPを同時にかなえるというサプリを定期購入したところ、全部飲み終わらないうちにバストに発疹が出てきた。医者の治療を受けたが、ホルモンが増え乳腺症が起きているので飲用を止めるよう指示された。

膨大な健康食品・サプリメントの有害情報をすべて把握するのは、たとえ専門家でも困難なため、このような健康障害事例を集めたデータベースの整備も極めて重要になります。しかも海外と日本とでは、人々の遺伝的背景(いわゆる体質)、食事内容、使われている健康食品の種類や成分量などがかなり異なるため、わが国独自のデータベース整備が必要です。 わが国では国立健康・栄養研究所が構築、提供する「『健康食品』の安全性・有効性情報」サイト(Health Foods Network; HFNet)(5)が存在し、学術論文情報などによりアップデートを継続しており、科学的根拠に基づく最新知見を検索する上で重要な手段となっています。ただし、医療関係者など基礎知識を有する方を主な対象としているため、一般消費者や事業者の方は、注意書きをよく読んだ上で参考として利用し、できれば自分だけで判断せず、専門家に相談することが望まれます。

小林製薬のサプリ、有毒物質「シトリニン」は検出されず 原因成分は「なお不明」

高校生の娘がモデルのブログを見て、バストアップやダイエットのサプリメントに興味を持ち、定期購入で契約。サイトには5回目以降は連絡ひとつで休止でき、90日間全額返金保証と書かれているが、契約日から5ヵ月以上経過している。生理が2ヵ月も遅れていて心配。

同社によると、回収対象のサプリメントは「紅麹コレステヘルプ」など5つの商品。今年1月以降、サプリメントを摂取した後に腎疾患のような症状を訴える人が40~70代の13人に上り、うち6人が入院した。

サプリメントや健康食品は現在非常に多くの人々に利用され、市場規模の拡大も続いています。しかし健康のために摂っているものにより、健康を損なってしまっては元も子もありません。さらにこれらは食品ですので、病気の人の治療には用いることはできないのですが、本来使うべき医薬品の副作用を恐れて、代わりにサプリメントや健康食品を使い、結果的に元の病気を進行させてしまう人も後を絶ちません。また、すでに飲んでいる他の薬との飲み合わせによる思いがけない健康障害もあり得ます(6)。 まずは、サプリメントや健康食品は100%安全ではないと知ることが大事で、健康診断なども通じて、健康障害がでていないかをチェックしながら、疑問に思ったら医療専門家に相談するようにしましょう。

わが国では現在、食品衛生法に基づき事業者に報告義務が課されている4つの指定成分(プエラリア・ミリフィカ、ブラックコホシュ、コレウス・フォルスコリー、ドオウレン)については、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会において、医療専門家が個々の事例の検討を行っています。しかし、それ以外の健康食品・サプリメントに起因する健康障害については、たとえ重症であっても、医療者や事業者に報告義務がないため完全に把握されていないのが現状です(3)。 内科学会データベースは、健康食品による障害を集めるためのものではありませんから、前記の結果は実態のごく一部を反映したものに過ぎません。それでも今回も明らかになったように、腎透析など深刻な後遺症や死亡につながったものもみられました(2)。特に肝臓の障害のように、重症になるまで無症状で気づきにくい障害もあるので、早期発見と実態把握のためには、健診機関や医療機関の積極的な協力も欠かせません。 米国においては、サプリメントの重篤な健康障害については事業者に報告義務が課せられ、情報は一元的に集約される体制になっています(4)。わが国でも今後、万一の際の被害拡大を最小限に食い止めるためにも、指定成分以外の健康障害事例についても、重症ケースを中心にモニタリング体制の充実が望まれます。

サプリメント「植物由来のグルコサミン」による肝機能障害が報告されました。

厚生労働省は2003年12月に「雪茶」による健康被害を公表しました。が、その後も販売されています。薬剤科では入院時に副作用歴、健康食品の摂取の有無など確認をとっていましたが、「雪茶」の情報を聞きだせませんでした。患者家族がインターネットで情報を見つけていなかったら、原因の特定はできないままでした。患者からよく聞き取ることの大切さと、健康食品に関する情報入手の難しさを感じました。

CoQ10のサプリメントの用量は、医薬品の常用量の3~9倍が宣伝されています。医薬品の常用量30mg/日では消化器症状や発疹など軽微な副作用が1.5%です。サプリメントは医薬品の用量を大きく上回って摂取されることに注意しなければなりません。また、複合剤が増えていることも問題です。健康食品やサプリメントが流行し、今後も摂取する人の増加が予想されます。医師が患者さんの利用している健康食品類に気がつけば、もっと早く対処できたと思います。投薬時に「薬以外にも飲んでいるものはありますか?」と声をかけることが、重要になっています。

ブログサイトのバナー広告からサプリメント販売サイトにアクセスし、最低購入回数4回の定期コースを申し込んだ。服用を継続したところ、生理が止まってしまいサプリメントの服用をやめたら体調は回復した。

最近、こうしたサプリメントや健康食品の「過剰な広告」をさらに規制する動きが出てきている。

(2)サプリメントは生活を豊かにすることができる道具とされています。ただし、作用に は限界があり、安全性は自分で管理する必要があり、購入費用も安くありません。利用にあたっては、食事の補助と考え、家計に影響がでない範囲で利用するのがよいでしょう。

現場でつかんだ健康被害情報は事業所の薬剤師を通じて、副作用モニターへお寄せください。また、サプリメントについて評価した情報は積極的に公開してください。

小林製薬(大阪市)が販売した機能性表示食品のサプリメントを摂取した複数の人から腎疾患などの健康被害が報告された問題では、同社が1カ月以上にわたり調査を進めたが、被害の原因は特定できなかった。ただ、商品の一部からは「未知の成分」が検出されており、同社は商品の回収と並行し調査を継続する。

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