リニア開業遅れ 国交相「残念」

リニア開業遅れ 国交相「残念」
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リニア開業遅れ 国交相 残念

リニア問題をめぐっては県が来月、専門部会を開く考えで、この場で静岡県とJR東海がどんな対話をするのかが次の焦点になりそうです。

リニア工事は14年12月に着工。南アルプストンネルは山梨、静岡、長野3県にまたがり、3工区に分かれている。静岡工区(8・9キロ)は17年11月に工事契約を締結し、着工から開業まで約10年間を見込んでいたが、静岡県が大井川の水資源や自然環境への影響に懸念があると表明した。

この日、静岡工区の水資源や環境対策をテーマに国土交通省で開かれた専門家による会議で、JR東海の丹羽俊介社長が明らかにした。丹羽社長は「(着工できない)静岡工区が名古屋までの開業の遅れに直結している」としたうえで、「残念ながら、2027年の名古屋までの開業は実現できる状況にはない」と述べた。

斉藤鉄夫国土交通相は2日の閣議後会見で、JR東海がリニア中央新幹線品川―名古屋間の令和9年の開業を断念したことについて「開業目標が達成できないことは非常に残念だ」と受け止めを述べ、「静岡県とJR東海の対話を促すなど一日も早い開業に向けて取り組む」との考えを示した。

JR東海がリニア中央新幹線の2027年の開業を断念したことについて、斉藤国土交通大臣は「非常に残念」と述べ、早期の開業に向けてJR東海と静岡県との対話を促す考えを示しました。 リニア中央新幹線をめぐっては、JR東海が先月29日、静岡県から静岡工区の着工を認めらていないことを理由に、当初目指していた品川-名古屋駅間の2027年の開業を断念することを明らかにしました。 静岡工区の工期は着工から10年かかると想定していて、静岡県が工事を認め今年着工できたとしても、開業は早くても2034年以降になる見通しです。 斉藤国土交通大臣はきょうの閣議後の会見で、リニアについて「東京、名古屋、大阪の3大都市圏を一つの圏域として、日本経済を牽引するもの」などとして、「2027年の開業目標が実現できないことは非常に残念なことだ」と述べました。 そのうえで、静岡工区について「JR東海の対策状況を継続的に確認するとともに、静岡県とJR東海の対話を促す」と話し、国交省としても早期の開業に向けて取り組みを続けていく考えを示しました。

JR東海は29日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋間について、目標としていた2027年の開業を断念する方針を示した。最難関工区とされる南アルプストンネル(全長25キロ)のうち、静岡県内での工事を同県が認めず、着工できていないのが理由。同工区の工事は約10年かかると見込まれており、開業は早くても34年以降にずれ込む見通しだ。

今後は、静岡工区モニタリング会議を通じて「JR東海の対策状況を継続的に確認する」など、リニアの早期整備に向けた取り組みを続ける。静岡工区の工期は10年程度はかかると見込まれ、開業は早くても16年以降になる見通し。

<静岡県 川勝平太知事> 「報告を受けていません」静岡県がリニア工事について懸念しているのは、南アルプスの生態系などへの影響ですが、話し合いの進め方については、自治体のトップからはこんな意見も出ました。

04月02日 13時20分 名古屋・静岡送りも静岡県から着工を認められず、JR東海が「リニア中央新幹線」の2027年の開業を断念したことについて、斉藤国土交通大臣は「開業目標が実現できないことは非常に残念だ」と述べ、早期の開業に向けて静岡県とJR東海に対話を促す考えを示しました。リニア中央新幹線をめぐっては、静岡県が環境に対する影響が懸念されるなどとして着工を認めていません。

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