2024/4/7(日) 今週の見立て

2024/4/7(日) 今週の見立て
今週の見立てです。今週はなかなか難しかった さらに、MT4のprofileの置き場所をDropBoxからOneDriveに動かした直後に、通信不良でチャートセットが全て壊れてしまい、悶絶 ぐううう。

さて、見立てに先立ち、先週の状況を把握しておくと、
・強い米国雇用統計:金曜の雇用統計は市場予想を大幅に上回る雇用増

という結果で、度重なる利上げにもかかわらず、依然として労働市場の需給はタイトな状況が続いているようです。この結果を受けて、今後のドルストレートの焦点はふたつ。
・6月に利下げが開始されるか⇒7月開始になるのでは?
・この結果、今年予定の利下げ回数(3回)・利下げ幅(0.75%)が減らされるのでは?

といった思惑が広がっています。利下げ幅が縮小されるようであれば、ドル高方向へと調整が起きそうです。実際に景気が過熱しているかどうか見極めるため、注目されているのが、「インフレ指標」。今週発表のCPIと26日実施のPCEデフレータですね。物価上昇が続くようであれば、利下げ幅の縮小シナリオが現実味を帯びてきそうですね。今週も指標・イベントごとから確認しておこうと思います。

■指標・イベント等

今週は大きなところでは、先に述べた米国CPIが水曜日。同じ日に、ニュージーランドRBNZ政策金利、カナダ政策金利と大きなイベント・指標が山盛り。木曜日にはECB政策金利+ラガルド総裁会見で、これも6月利下げの議論が出るかどうか。同じ木曜の米国卸売り物価指数PPIは、消費者物価指数CPIほどは重視されず、通常はあまり反応の出ない指標ですが、こういう局面では、一応は注意しておいた方がよさそうです。

4/8(月)4/9(火)

目だったものなし

4/10(水)
11:00 ニュージーランド ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利
21:30 米国 3月消費者物価指数(CPI)
22:45 カナダ カナダ銀行 政策金利
27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

4/11(木)
10:30 中国 3月消費者物価指数(CPI)
21:15 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 米国 3月卸売物価指数(PPI)
21:45 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁記者会見

4/12(金)
15:00 イギリス 2月月次国内総生産(GDP)

■先週を通しての強弱
先週通して見た場合の通貨強弱はうちのブローカーだとこんな感じ。
AUD>NZD=EUR>GBP=USD=CHF=JPY=CAD

CPIが注目されるドルストレートに関しては、ドル高を軸に見たいが、実際にはチャートはバラバラ。週を通して動きを追いかけて行く感じになりそうです。

最も強かったAUDに関しては全体にオージー高方向に勢いですが、上げすぎており、いったん戻してもおかしくない状況。その他、ニュージークロス、クロスカナダはよく分からない。

■今週主に見ていく通貨
今週は難しいですね。

ドルストレートは、短期中期のデイトレ狙いで、ドル高方向を軸にしてみていきたいですが、目線がばらけているのもあり、毎日確認しながら追いかけて行く感じになりそう。ドル円はそろそろ介入域下限の152円。介入で下げれば来週以降でロングの検討。

このほか、AUDクロスでは、欧州系との組み合わせで、EURAUD, GBPAUDあたりを4時間一波狙いで見ておこうと思います。いずれの通貨も週足がうーーんな感じですが、デイトレなら狙う余地はあるかなという印象。EURAUDのチャートを貼っておきますが、GBPAUDもほぼ同じです。

EURAUD
2024_04_08_EURAUD02_

[紹介元] trading notes 2024/4/7(日) 今週の見立て

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