カナダ円 スイス円 ランド円 リラ円 ポンドドル ドルスイス 豪ドル米ドル
高値 112.01 168.14 8.23 4.71 1.2705 0.9043 0.6631
61.8% 111.918 168.011 8.204 4.705 1.26912 0.90369 0.66257
50.0% 111.891 167.973 8.195 4.704 1.26870 0.90350 0.66240
38.2% 111.864 167.934 8.186 4.703 1.26828 0.90331 0.66223
安値 111.78 167.81 8.16 4.70 1.2669 0.9027 0.6617
*高値・安値は日本時間20時5分までのレンジを参考にしています。
(越後)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル フィボナッチ 2
しかしFXには、チャート分析通りに値動きが推移しない「ダマシ」がつきものです。フィボナッチリトレースメントだけを用いて安易にエントリーをすると、思わぬ損失を出してしまう場合があります。実際の売買で利用する場合には、他のテクニカル指標も併せて活用するようにしましょう。
フィボナッチは多くのシーンで役立つテクニカルな分析手法ですが、前提としてトレンドの方向性を理解しておく必要があります。
フィボナッチ比率の黄金比を取り込んだテクニカル分析がフィボナッチ系のテクニカル分析です。
それでは実際に、フィボナッチ比率がFX取引のテクニカル分析でどうように使われているのか見ていきましょう。
つまり、フィボナッチトレースメントは画面上に表示されたチャートの高値や安値水準を参考に引かれるものであることから、トレンドが出ている局面では高値ないし安値を更新してくることも考えられます。また、レンジ相場であればフィボナッチトレースメントの表示された範囲内での値動きとなります。したがって、現在がトレンドの局面なのか、レンジの局面なのかの判断を含め、トレンドに強いテクニカル分析およびオシレーター系のテクニカル分析を併用するとよいでしょう。
ただし、実際にどのラインで反発や反落が起きるかは予測できません。上昇トレンドのとき、61.8%のラインで反発せずに下落を続け大きくトレンドが変化するケースや、下降トレンドのとき、23.6%のラインで反転すると予測したにもかかわらず、38.2%、61.8%のラインまで価格が上昇を続けるケースもあります。実際の取引で使用する場合には他のテクニカル指標を用いながらエントリーのタイミングを探るとより効果的でしょう。
フィボナッチ・リトレースメントはイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見したフィボナッチ数列をトレードに応用したものです。相場の上昇局面における一時的な押し目や、下降局面における一時的な戻りを予測するために使うテクニカル手法です。移動平均線などの有名なテクニカル分析と並び、多くのトレーダーや機関投資家にも愛用されるツールですのでぜひ覚えておきたいです。
なお、高値と安値をどこに設定するかについては、明確な定義はありません。また、ローソク足のどの部分にラインを引くかについても決まりはないため、15分足や1時間足といった取引の時間軸をどこに置くかによって、見方が大きく変わる可能性があります。 松井証券では、パソコン・タブレット向けのトレーディングツールやスマートフォン向けアプリで様々なテクニカル分析が可能です。
ちなみにフィボナッチ系のテクニカル分析を使う際には、高性能なチャートツールを使うと上手くトレードで活用できます。
フィボナッチは使いやすいテクニカル分析ではありますが、正確性や万能性に欠ける弱点を持っています。
テクニカルトレード全般に言えることですが、ひとつの指標に固執せず、複数種類の指標を組み合わせて、大衆の意識しているポイントを探るということが重要になります。
フィボナッチ・エクスパンションは、フィボナッチリトレースメントによく似たテクニカル分析の手法です。フィボナッチリトレースメントが押し目買いや戻り売りのポイントを判別するために用いられるのに対して、フィボナッチ・エクスパンションはトレンドがどこまで続くのかを予測するために用いられます。押し目買いや戻り売りでエントリーをした後、利益を確定するポイントを知るために使われるのが一般的です。
答えは途中から1.618になります。なお、「1対1.618」は黄金比率と呼ばれ、この世の中で最もバランスがとれた美しい比率とされています。国旗や名刺などが、この比率で作られていることは有名です。そしてこのフィボナッチ比率はFXのテクニカル分析にも応用されています。
FXにおけるフィボナッチとは、「1:1.618」という黄金比率をチャートに組み込み、その後の動きを予想するテクニカルな分析方法です。
他のテクニカル分析と比べても使いやすく、トレンド相場で活躍できるためFX初心者の方でも即戦力の分析として採用できるでしょう。
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