【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析－75日線割れから買い戻し

日経平均株価は反発。75日移動平均線（37844円 4/18）を割り込んでスタートしたものの、売り一巡後に買い戻しが優勢となった。前日の陰線に下から入り込む陽線を形成したが、差し込みがやや甘い印象である。

　RSI（9日）は前日24.3％→34.1％（4/18）に上昇。モメンタムの減速基調は続くが、再びボトムアウトを示唆する格好となった。

　終値ベースの3/13安値を下回ったことで、年初からの下値を切り上げる波動に変化が生じた。75日移動平均線を意識して下げ止まるかが焦点となるが、終値で下回ると37000円処まで下落余地が生じる。

　上値メドは、4/5安値（38774円）、50日移動平均線（39111円 同）、25日移動平均線（39613円 同）、心理的節目の40000円などが考えられる。下値メドは、心理的節目の37000円、100日移動平均線（36625円 同）、心理的節目の36000円などがある。

・提供　DZHフィナンシャルリサーチ