楽天G・楽天銀行 金融事業再編へ

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楽天G・楽天銀行 金融事業再編へ
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楽天G 楽天銀行 金融事業再編へ

ソニー社長「金融事業のさらなる成長実現」

楽天Gの金融事業は、2023年12月期の営業利益が1229億円で、祖業のインターネット関連事業(768億円)をしのぐ。楽天銀は国内のネット銀行首位の1400万超の口座を持つ。楽天証券の口座数は約1000万で、SBI証券と合わせ、ネット証券の「2強」と呼ばれる。ただ、顧客データの共有や顧客を互いに送り込む連携策では、メガバンクなどと比べて見劣りしていた。再編により経営効率化や迅速化を図る。

楽天Gは携帯電話事業への投資が足を引っ張り、2023年12月期まで5年連続で最終赤字となっている。携帯事業は契約数の増加に伴い赤字も縮小傾向だが、社債償還に向けた資金調達も急務だ。子会社間の連携を強めることで、稼ぎの柱となっている金融事業の収益力をさらに高める狙いもあるとみられる。

楽天銀はネット銀行の最大手で約1500万の口座を持ち、預金残高は中堅地銀並みの約10兆円。楽天証券は業界首位のSBI証券と競っている。携帯事業の楽天モバイルの黒字化を急ぐとともに、金融の強化でグループを支える構えだ。

(ブルームバーグ): 楽天グループと楽天銀行は1日、グループのフィンテック事業再編に向けて協議を開始することで合意したと発表した。再編の効力発生は10月を目指す。

楽天Gは、携帯事業の苦境が続き、5期連続の最終赤字となっている。ただ、携帯事業の赤字は縮小しつつあり、金融事業の再編で業績改善に弾みをつけられるかが注目される。

楽天グループが、傘下の金融事業の大規模な再編を行う方針を固めたことが明らかになりました。銀行やクレジットカードなどの子会社を1つのグループに集約し、経営の効率化や連携の強化を進めるねらいです。

再編は、楽天銀を中核に集約する方向で、楽天銀の上場は維持する考えだ。再編の枠組みは、楽天銀との協議などを経て固める。検討していた楽天証券HDの上場は見送るとみられる。

楽天Gの金融事業は、楽天銀のほか、楽天証券ホールディングス(HD)や楽天カード、スマートフォン決済の楽天ペイメント、生損保会社などで構成している。楽天銀は昨年4月、東京証券取引所プライム市場に上場し、楽天Gは楽天銀株の49%を保有する。

楽天グループ(G)は金融事業を再編し、銀行や証券、クレジットカードの各子会社を統合する方針を固めた。金融業界は銀行や証券、ネットや通信各社など業界の垣根を越えて勢力争いが展開されており、楽天Gは金融事業を集約化することで競争力の強化を図る。10月までの完了を図る。

関係者によりますと、楽天グループは、傘下の銀行や証券、クレジットカードなど、金融事業を行う子会社を再編し、1つのグループに集約する方針を固め、ことし10月までの完了を目指すということです。楽天銀行の上場を維持し、傘下に、ほかの子会社を置く案を軸に、具体的な協議を始めるものとみられ、一方で、目指すとしていた証券の上場は、取りやめる方向で検討を進めるものとみられます。楽天は、グループ全体の決算が5年連続の最終赤字となり、その要因となっている携帯電話事業の黒字化を目指す一方、金融事業は好調な業績が続いています。今回の再編を通じて、経営の効率化を図るとともに、それぞれの子会社の連携を強化するねらいがあります。金融事業は、個人の資産運用の活発化や、キャッシュレス決済の普及などを背景に、業界の垣根を越えた競争が各社の間で激しさを増し、楽天の今回の再編は、今後の競争にも影響を与えそうです。

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