金(ゴールド)が3日ぶりに大幅反落。中東情勢を巡る懸念が後退(XAU/USD 市況と分析)2024/4/23

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金(ゴールド)が3日ぶりに大幅反落。中東情勢を巡る懸念が後退(XAU/USD 市況と分析)2024/4/23
 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動きまとめ

金相場は中東情勢を巡る懸念後退により3営業日ぶりに大幅反落した。

イランとイスラエルの衝突により中東での全面戦争勃発が警戒されていたが、イランがイスラエルの攻撃を重大視せず報復しない意向を示唆したことで、金相場からリスクプレミアムが一部取り除かれた。原油相場の弱気なムードも中東の緊張緩和との見方を後押しした。
ただし、金は年初来約13%上昇しており、中央銀行や中国などアジアからの旺盛な需要に支えられている。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は67.40ドル(2.79%)安の1オンス=2346.40ドルで取引を終えた。

最新の金(ゴールド)CFD チャート

30分足チャート

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日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩下がりに転じ、価格は移動平均線を下抜けた。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準である50%付近で推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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金スポット相場は4営業日続伸

金スポット相場は4営業日続伸。経済の不確実性や金利低下、地政学的不安定を背景に安全資産としての買いを集めた。

金スポット価格はニューヨーク時間午後1時35分現在、前営業日比1.6%上昇の1オンス=2116.08ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は30.60ドル(1.5%)上げて2126.30ドルで引けた。

TDセキュリティーズのシニア商品ストラテジスト、ライアン・マッケイ氏は「一段高になるとなお考えている」とし、「米国が利下げサイクルに向かう過去の標準と比較して」一部の裁量マクロトレーダーが金にあまり投資していないことを理由に挙げた。

ドル円は介入警戒感がある中、先週16日に記録した154円79銭をわずかに上回る154円85銭まで上昇。155円テストにまた一歩近づく。ユーロドルは1.06台でのもみ合いが続き、横ばい。株式市場では3指数が久しぶりに揃って上昇。大型ハイテク株の決算が今週多く予定されていることから、好決算を期待する買いも。債券は続伸。長期金利は4.60%台に低下。金は3%に迫る大幅安。原油も反落。いずれも中東情勢を巡る懸念が後退したことが背景。

外国為替のレバレッジ取引や店頭商品の証拠金取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適したものではありません。個人の状況に基づき、取引を行うことが適切であるかどうかを慎重にご検討ください。外国為替取引にはリスクが伴います。預託金を上回る損失が生じる場合があります。独立した投資アドバイザーの助言を得て、取引を行う前にリスクを十分に理解することをお勧めします。 DailyFX社が提供する情報は、経済、政治及び市場状況を観察したに過ぎない市場解説と解釈されるべきものです。この情報は、情報提供のみを目的としています。デリバティブ商品または証券の取引の勧誘または推奨を意図するものではなく、金融アドバイスとして理解または解釈されるべきではありません。例示されたものはすべて説明目的のために提供されており、すべての方にとってこれらの例示と同様の利益または損失が生じること、または生じる可能性があることを示すものではありません。DailyFX社は、この資料の閲覧を基に下した投資判断およびいかなる取引の決定についても責任を負いません。

バイデン政権は中国に対する姿勢を強めています。中国の動画共有アプリ「TikTok」の米国での事業を禁止する法案が米下院で可決し、運営する中国の親会社バイトダンスに米国事業の売却を迫っています。売却しない場合、「TikTok」は米国で禁止されることになります。「TikTok」のアプリは米国人1億7000万人余りが利用しており、米議会はこのアプリが収集するデータを中国政府がプロパガンダに利用する可能性があると懸念を強めています。同社は、「これは共和党の下院議員とバイデン大統領の間で交わされた前代未聞の取引きだ」と指摘し、「法案が署名された時点で、われわれは法的な異議申し立てに向けた行動に移る」と、同社の米国での責任者は語っています。ただ同社への逆風は米国だけにとどまらず、欧州でも追随する動きが出て来ました。EUは22日バイトダンスに、完全なリスク評価を明らかにすることなく新サービスに踏み切ったのは域内の新コンテンツ規則に違反する恐れがあるとして、調査を開始しました。バイトダンスは24時間以内に欧州委員会にリスク評価を提出する必要があり、できない場合、制裁金が課される可能性があるとされています。この件に関して中国政府からは、今のところコメントは出ていないようです。

NYMEX・WTI 4月限:76.49 -2.12 NY原油先物は3日ぶりに大幅反落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)4月限の終値は前営業日比2.12ドル安の1バレル=76.49ドルとなった。 暖冬の影響などで大幅安となった天然ガス先物につれ、原油も売り戻しが先行した。石油輸出国機構(OPEC)プラスが4-6月まで原油減産を続けるとの見通しが報じられたが、逆に供給余剰が深刻との思惑を強めて売り圧力が高まった。一時76.30ドル台まで下値を広げ、今週の安値圏で引けた。COMEX ゴールド4月限:2049.4 +18.7NY金先物は3日ぶりに反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる4月限は前営業日比18.7ドル高の1トロイオンス=2049.4ドルとなった。時間外で上昇していた米10年債利回りが低下に転じ、金利を生じない金の魅力が相対的に高まった。買い戻し優勢のなか米長期金利が低下幅を広げると、上昇力を更に強めて今週高値を更新して引けた。

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金スポットは1オンス=2100ドルを超え、最高値の2135.39ドルに接近した。

ドル円はわずかですが、先週記録した高値の154円79銭を抜き、154円85銭まで買われました。154円台後半で推移し介入警戒感があるため、昨日の東京からNYにかけてはほとんど目立った動きもない中、じりじりと155円に迫っている状況です。今週は大型ハイテク株の決算発表が予定されており、「マグニフィセント・セブン」のうちマイクロソフトなど5社が決算を発表します。米株式市場ではそれらのハイテク株が調整局面に入っており、決算発表を契機に再び浮上出来るのかどうかが注目されています。好決算が発表され、再び「リスクオン」の流れが強まるようだと、低金利の円の売り材料と見なされる可能性もあります。

今週25、26日には日銀金融政策決定会合が開かれます。今回の会合では政策金利の据え置きが予想されていますが、先週ワシントンで開催された「G20」後の講演で植田総裁は、円安進行に伴う物価高について、「無視できない大きさの影響になれば、金融政策の変更も有り得る」との認識を示しました。このままさらに円安が進むようだと日銀の政策決定にも影響を及ぼし、利上げ決断を早める可能性もあります。今回の会合では政策変更はなくとも、午後3時半からの会見で総裁から利上げに前向きな発言や、一歩踏み込んだ発言が出て来るようだと円が買い戻される可能性もありそうです。先週発表されたシカゴ通貨先物市場における「円ショート」のポジションは9万枚を超えており、2018年1月以来となる高水準でした。ドル円が155円に迫る水準であるにもかかわらず高水準を維持していることは、さらに円が安くなるとの見方に立っているからとも言えます。因みに、このポジションが「ネット円買い」から「ネット円売り」に変わったのは2021年3月からで、ドル円は110円前後でした。ここから大きくドル高円安が進み、34年ぶりの円安水準を記録したことは、ご存知の通りです。

中国株式市場は続落して前場の取引を終えた。非鉄金属など景気敏感株が下げを主導した。香港株はハイテク銘柄がけん引する形で続伸した。

4日の米株式市場でS&P500種株価指数は3営業日ぶり反落。市場は今週発表される雇用関連統計のほか、政策金利の見通しに関する手掛かりを得るため米金融当局者の発言に注目している。

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