円安続けば秋に値上げラッシュも

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円安続けば秋に値上げラッシュも
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 円安続けば秋に値上げラッシュも

円安続けば秋に値上げラッシュも

今後の輸入物価を考えるとき、為替の作用も結構大きく効いてきそうだ。もしも、9~12月のどこかで政策修正を行えば、ドル円レートは円高方向に動くだろう。その効果は先々の電気・ガス代、ガソリンの価格を押し下げる。すると、価格支援の延長をする必要性は薄らぐことになる。日銀の政策判断は、現状維持ならば円安傾向を助長して、物価上昇に作用し、反対に政策修正ならば物価上昇を緩和して、財政負担を軽減することにつながる。政府にとっては、長期金利の上昇は利払いコストの増加もあるので、支援延長をしないとしても、トータルの支出増がどうなるかは不透明なところがある。秋にかけての消費者物価の動向は、金融政策の修正と絡んで注目度が高まっていくだろう。

春以降の急激な円安・ドル高が一服している。これまでは円安による輸入物価の高騰が国内の値上げラッシュをあおり、景気停滞を招く要因になっていた。だが円安圧力が弱まっても、物価や景気が一気に改善に向かうシナリオは描きづらい。「悪い円安」の余波が予想以上に尾を引く可能性があるからだ。

生活に身近な食料品などの値上げラッシュが止まらない。長引く原材料費や輸送費の高騰に、ウクライナ危機や円安も影響。高齢者から単身の若者、食べ盛りの子供がいるファミリー層まで幅広い世帯を直撃する。デフレ下の「勝ち組」とされた外食チェーンも例外ではない。こうした現状について信用調査会社の担当者は「オイルショック以来」と指摘。値上げは秋以降も続くとみられ、当面の負担増は避けられそうにない。

1円上がるごとに4人家族で年間約6000円負担増の試算 進む「超円安」

円安・ドル高に歯止めがかかったのは、ヘッジファンドが年内の利益を確定させるため、円売り・ドル買いの持ち高を一気に減らした...

5月から値上げを予定している食品はおよそ400品目で、4月の2800品目から大幅に減少する見通しです。ただ急速に進む円安が長期化すれば、秋にも値上げラッシュとなる可能性があります。

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