一時155円台 じりじりと円安進む

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一時155円台 じりじりと円安進む
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 一時155円台 じりじりと円安進む

一時155円台 じりじりと円安進む

8日の東京株式市場で、日経平均株価は一時、前日終値より600円超下落した。午前の終値は同531円71銭(1.37%)安の3万8303円39銭。前日の米ニューヨーク株式市場でハイテク株が売られた流れを受け、日本市場でも半導体関連株などが下落。東証プライム市場の約7割の銘柄が値下がりしている。

外国為替市場で再び、じりじりと円安が進んでいます。円相場は先ほど、1ドル=155円をつけました。

鈴江キャスター「2つめのギモンは『為替介入はあるのか』。為替介入は、政府と日本銀行が円安を食い止めるために行う対応のことですよね」渡邊キャップ「そうです。今回の場合は、大規模にドルを売って円を買うことで、円高になるよう誘導します。やるかどうかは財務省が判断して、実際に作業を行うのは日銀ですが、おととし(2022年)秋に行われた複数回の為替介入では、実に合計9兆円もの資金が使われました」鈴江キャスター「9兆円が投じられたということですが、いまはその時よりもさらに円安が進んでいますから、そのお金は、焼け石に水だったんじゃないのか、という見方はないのでしょうか」渡邊キャップ「まさにおっしゃる通りで、為替介入というのは、円安を一時的に食い止める効果しかありません。実はいまの円安の根本的な原因はアメリカの方にありまして、アメリカの金融政策が変わって、円を売ってドルを買う動きが止まらないと、大きな流れ自体が変わらないのです。なので、介入をすべきかどうか、これは市場関係者の中でも、いま見方が分かれています」

29日の外国為替市場は大荒れとなった。円相場は一時、160円台まで下落し、約34年ぶりの円安水準を更新。その後一気に円が買われ、一時は5円超も円高に振れた。市場では政府・日銀による為替介入の可能性も指摘され、経済界からは消費などへの悪影響を懸念する声が上がった。しかし、日米金利差が縮まらない限り、円安傾向は今後も続きそうだ。

【ロンドン=中西梓】24日のロンドン外国為替市場で、円相場が一時、1ドル=155円台をつけた。1990年6月下旬以来、約34年ぶりの円安・ドル高水準となる。

一頃のイスラエルとイランの間の緊張状態は、現時点では落ち着き、原油高騰に拍車がかかる情勢ではなくなっている。しかし、2024年1-3月の米GDPでは、個人消費デフレーターが前期比年率3.4%上昇と依然インフレ圧力が高まっている姿である。FRBの年内利下げが遅れて、場合によっては利下げなしのシナリオが以前に増して意識されるように思える。それが米長期金利を4.7%台まで上昇させて、ドル高傾向を生み出している。FRBの政策姿勢を先読みして、ドル円レートがじりじりとドル高円安が進行して155円後半までに至ったという訳だ。

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