セブン&i、ニッセンHD全株売却へ

セブン&i、ニッセンHD全株売却へ
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セブンampi ニッセンHD全株売却へ

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、グループの傘下で衣類などの通信販売を行う「ニッセンホールディングス」の、すべての株式を売却することを決めました。セブン&アイは去年、大手デパートの「そごう・西武」を売却するなど、主力のコンビニ事業に経営資源を集中する戦略を加速させています。

流通業界のガリバー、セブン&アイはこれまで、ロープで縛り付けられた『ガリバー旅行記』の主人公さながら身動きが取れずにいた。創業者・伊藤雅俊名誉会長と中興の祖・鈴木敏文名誉顧問という2人の「名誉人材」への配慮など、さまざまな思惑やしがらみにがんじがらめになっていたからだ。

百貨店子会社そごう・西武の売却など、事業ポートフォリオの改革に動きだしたセブン&アイ。山が動いた――。流通業界の面々にとっては、そんな感覚だ。

セブン&アイに解体を迫る「2つの衝撃」、売却はそごう・西武だけじゃ終わらない?

セブン&アイ・ホールディングスは9日、京都市に本社を置く傘下の通信販売大手、ニッセンホールディングスの全株式を、石川県能美市の歯愛メディカルに売却すると発表した。売却額は41億円。

発表によりますと、セブン&アイは、グループの傘下で衣類や家具などの通信販売を行う「ニッセンホールディングス」の、すべての株式を売却することを決めました。売却先は医療機関向けに歯ブラシや医療機器などの通信販売を行う石川県の企業で、売却額は41億円で、ことし7月1日に完了する予定だということです。セブン&アイは、ネット事業を強化するため、2014年にニッセンの株式の過半数を子会社を通じて取得しましたが、主力のコンビニ事業に経営資源を集中するため、売却を判断したということです。セブン&アイでは、去年9月、大手デパートの「そごう・西武」をアメリカの投資ファンドに売却したほか、業績の不振が続くイトーヨーカ堂など傘下のスーパー事業について、株式を上場する方向で検討を進めるなど、構造改革を加速させています。

では、しがらみを断ち切り、ノンコア事業として切り出される可能性が高いのはどこなのか。次ページでは、セブン&アイの「グループ経営」について振り返りながら、その社名や売却先などについて大胆に予想する。

しかし本特集#2『セブン&アイに解体を迫る「2つの衝撃」、売却はそごう・西武だけじゃ終わらない?』で述べた通り、セブン解体は待ったなしの様相を呈している。

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