【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-5日線が上値抵抗、25日線が下値支持

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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-5日線が上値抵抗、25日線が下値支持

日経平均株価は3日続落。買い優勢でスタートしたものの、下向きで推移する5日移動平均線(39120円 3/13)に頭を抑えられる格好となり、上げ幅縮小からマイナスに転じる展開となった。一時は25日移動平均線(38608円 同)を連日で下回る場面もあったが、終値ベースでは同線上を保った。

 RSI(9日)は前日41.7%→40.7%(3/13)に低下。沈静化が進んでおり、弱気局面を示唆する水準にある。週初の大幅安を通じて直近安値である2/29の終値39166円を割り込んでおり、調整が長引く可能性が高まった局面である。一方、目先は25日移動平均線の上昇が続いていることで、連日の下げ渋りがあすの自律反発につながるかが重要なポイントとなる。反発が生じた場合の値幅の大きさによっては、高値保ち合いか、一段安につながるかの今後の判断材料にもなりえよう。

 終値ベースでみた上値メドは、10日移動平均線(39497円 同)、心理的節目の40000円、直近高値となる3/4の終値40109円、2023年7月高値から同年10月安値までの下落幅に対する3倍返しとなる40207円などが考えられる。

 一方、短期的な下値の目安は、心理的節目の38000円、2/14高値 37825円、心理的節目の37500円、心理的節目の37000円などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-5日線が上値抵抗、25日線が下値支持

テクニカル分析には一長一短があり 万能なものはありません

明確なトレンドがない状況や、「ボックス相場」のような状況で威力を発揮するのが、「オシレーター系」の指標です。オシレーター系は、相場の過熱感、「買われ過ぎ・売られ過ぎ」といった状態を示すテクニカル指標です。

テクニカル分析をする際には株式市場では、短期・長期として1週間程度(5日)と1ヶ月程度(25日)を組み合わせたり、短期・中期・長期として5日と25日、75日や100日などを組み合わせたりする例がみられます。分析したい期間に合わせて様々な組み合わせが可能です。

みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!

移動平均線はテクニカル分析の基本として、他の数多くのテクニカル指標にも応用されているものです。移動平均線の成り立ちから理解しておけば、シンプルに相場状況を捉えるツールとして投資判断の一助になるでしょう。

最終回は日経平均株価の分析をしてみましょう。昨年後半以降の日経平均は、ほぼテクニカル分析の理論通りに動いています。

【QUICK Money World 片岡 奈美】株式投資を始めた皆さんは「テクニカル分析」なんて言葉をよく耳にされるかもしれません。日々刻々と変化していく株価の方向性を読み取ったり、売り買いのタイミングを見計らったりするのに役立つとされる分析方法はいくつもありますが、その中でも最もよく知られ利用されている「移動平均線」について、ここでは少し紐解いてみたいと思います。

それでは第2回の締めくくりに、トレンドラインを引いてみましょう! 大和証券のオンライントレードの「多機能チャート」には、テクニカル分析に必要な機能が揃っています。 そして、トレンドラインを引く際の嬉しい機能として、線の色や太さ、種類をカスタマイズでき、印刷もできます! トレンドがどう変化したか手元に残しておけるのは嬉しいですね!

移動平均線を分析に活用していければ、取引手法の幅は広がります。今がどういう局面の相場か、相場のトレンドが上向いているのか下向いているのかといった状況の確認ができるうえ、売り買いの目安として用いることもできるでしょう。ただ、相場に先んじて何らかのシグナルを発することはありません。テクニカル分析には一長一短があり、万能なものはありません。株式投資においてはひとつの指標を過信しすぎることなく、さまざまな分析を併用して判断していくようにしましょう。

今回のレポートでは、テクニカル分析を使い、日経平均株価の目先の値動きを探ります。図表1は、年初からの日経平均株価の推移に、下値支持線と上値抵抗線を書き加えたものです。下値支持線は3月9日の安値と5月12日の安値を結んだ線です。米主要株価指数が、このところ年初来安値を更新しているのに対し、日経平均株価が底堅く推移しているのは、この下値支持線が機能している面もあると推測されます。

日経平均株価は6月5日、32,217円43銭で取引を終え、1990年7月20日以来となる約33年ぶりの高値をつけました。また、前営業日からの上げ幅は693円21銭に達し、今年最大となりました。5月18日付レポートでは、テクニカル分析を用いて、日経平均の上値目途を解説しましたが、上昇が続く日経平均の足元の動きを踏まえ、改めて上値の目途を確認してみます。

移動平均線はテクニカルチャートといわれるものの一つで、相場のトレンドや価格の方向性を見る際の参考となります。凸凹の出やすい日々の値動きを平均値としてならして眺めることで視覚的にも流れを把握しやすくなるでしょう。ただし、過去の数値を元に算出するため、実際の価格変動に対してはやや遅行する指標であることは念頭においておきましょう。

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