先週はEURAUDで1回、GBPAUDで2回、EURUSDで1回エントリーして3勝1敗でした。EURUSDについては、先週の見立ての最初のまとめでも書きましたが、水曜でCPIでドル高に動くかどうか、木曜のECBで6月の緩和の話が出ればユーロ安、がマーケットの焦点だったのですが、ほぼシナリオ通りに動いてテクニカルも分かりやすかったので、金曜日に狙いに行きました。
ということで、振り返っておこうと思います。
EURAUD
日足押し安値ブレイク後の一本戻し
4時間一波⇒1時間に切り上げ線
■先週のプラン
先週のプランはこんな感じでした。以前に実施した「場面別環境認識」で扱った「ブレイク後の一本戻し」ですね。こういった場面は、基準になる場面を何かひとつ理解していると、定型で追いかけることができて楽ですね。日足で押し安値ブレイク⇒4時間の波狙い⇒1時間で切り上げ線といういつもの流れを頭におきつつ、プランニングしていますが、1時間足に切り上げ線が引いてあるのが確認できると思います。EURAUDはこれをこのまま使ってのエントリーになりました。
■実際のエントリー
実際のエントリーはこんな感じ。レジをさわって、切り上げ線を通過する際に、反応をつけずに切ってきたので、戻しを待ってエントリーしていきました。まずは4時間一波で組み立てているので、4時間直近安値で半分を利確。
ただし、この場面は、日足の床ブレイクの「初動」(⇒まだ伸び切ってない)なので、4時間でひとつ利確したあとは伸ばせたら日足一波になっておいしいかも、なのですが、上に書いた週足20MAが邪魔なので、あまり期待はできないかなという感じ。結果は、残した玉は、利確目標の週足弱サポートに届かず米国CPIでUターンで建値でした。
GBPAUD
1回目
日足押し安値ブレイク後の1本戻し
4時間一波狙い⇒1時間に切り上げ線
2回目
平均回帰
1時間一波狙い
■先週末時点での見立て
先週末時点での見立てはこんな感じ。EURAUDとほぼ同じだったので、切り方が雑ですみません。上で書いた1回目がほぼ見立て通りのエントリーです。この通貨ペアもこの見立ての段階から1時間に切り上げ線を引いていましたが、月曜朝にギャップダウンしてきたので、引きなおしています。
■実際の値動きとエントリー(1回目・負けトレード)
1回目のエントリーはEURAUDと同期を見ながらタイミングを取りました。切り上げ線をブレイクする前に入れてしまっているのはこのためですね。
なお、この通貨は、日足の波形はEURAUDよりもきれいなんですが、週足環境がEURAUDよりも悪いです。こういう場合は、上の時間足を重視して読むのがセオリーですね。こちらの方がより伸びづらいだろうということで、見立て1位にはしませんでした。
実際、エントリー後は4時間直近安値付近にかろうじて届いて1つ目を利確したあとは、見事にブーメラン。特に米国CPIでの吹き上げの際に、建値においていたストップロスをはるかに飛ばして約定してしまい、二つ目の玉が大きくマイナスに⇒トータルで負けトレードになりました。米国CPIとこの通貨ペアはあんまり関係なさそうに見えましたが、その週で「焦点」としてマーケットで注目されている指標には、やはり気をつけておかねばですね。
■実際のエントリー(2回目)
EURAUD, GBPAUDとも米国CPIで上に「跳ねた」のですが、どちらも日足の待ち伏せ候補だったレジに刺さって上値を止められてきました。どちらの通貨ペアも日足で大陽線が立ち上がってレジまで戻したのですが、こういった急上昇の際に上のレジから狙うのに、僕が持っている手札は「平均回帰」くらいしかないです。
きれいに動きを作れば、ということで見ていたのですが、EURAUDは僕が狙う値動きにはなりませんでした。ただ、GBPAUDに先行して落ちてくれたので、結果的にGBPAUDも比較的安心して見てられました。この通貨に関しては、抜いた「4時間戻り高値レジサポ転換ライン」からの小さな買いで、いつもの形を作ってくれたので、エントリーしていきました。Y/X等の表記は、8期最後に、岡崎さん・たくみんの実践発表会で扱った内容の通りです。狙うポイントもそのままですね。1時間が10-20MAくぐった、ネック切って半値ゾーンで上髭、と美しい動きでした。
利確目標の4時間20MAに微妙に届かなかったため、翌朝マーケットオープン前に利確して終了。
EURUSDの振り返りはまだトレードが終わってないのと、めんどくさくなったのとで、スキップしようと思います笑
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