ドル円予想「上値の重い展開。下値抵抗を守った状態。」FXチャート分析 2024/3/7

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ドル円予想「上値の重い展開。下値抵抗を守った状態。」FXチャート分析 2024/3/7

【ドル/円】上値の重い展開。下値抵抗にも注意。

直近の日足は陰線引けとなり続落して終えています。149.00-10の抵抗には跳ね返されていますが、日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高い状態です。148.50-60に日足の下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して、調整下げ局面入りの可能性が高くなります。逆に150円台に実体を戻して引ければ下値リスクがやや後退、150.50~150.80ゾーンの抵抗を上抜けて終えれば、上値トライの流れに戻します。

買いは149.00-10で押し目買い。損切りは148.40で撤退です。売りは様子見です。

日足の上値抵抗は150.00-10,150.50~150.80,151.30-40に、下値抵抗は149.00-10,148.50-60,147.80-90にあります。

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ドル円予想 上値の重い展開 下値抵抗を守った状態

米ドルは全体的にかなり買われ過ぎの段階にあり、すでに終盤に差し掛かっていた。先週からドル指数自体が頭打ちのサインを点灯し、米長期金利の上昇一服と相まって、これから調整してくる公算が大きい。

ただし、フォーメーション的には、上値・下値切り下げながらも上昇フラッグのような形になっている。目新しいドル買い材料が出てくると上昇基調となる可能性が残されているが、13週線を上抜けできるほどの材料でなければならない。

むしろ試練があったからこそ、これから身軽に高値をトライしていける。このままだと、97円関門の再打診まで、想定より時間がかからない可能性があるため、リバウンドの強さを軽視すべきではない。ただし、この場合は豪ドル/米ドルのリバウンドが前提条件となる。

さらに、円売り自体、中国の景気後退懸念や人民元安につられた側面も強かった。この前日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の柔軟化自体は円売りの材料ではなかったことに鑑み、米ドル買いがメインだったとは言え、円売りは行き過ぎであったことも明らかである。

米ドル/円相場は先週波乱した。10月3日に一旦150.18円をトライしたものの、当日に147.38円に急落し、介入と思われるほどの値動きだった。ただし、介入の有無は諸説あり、また介入がなかったという見方が有力視され、マーケットの自律調整の可能性が大きかったと思われる。この場合、米ドル高の終焉が示唆されたこともあり、その後は足元の市況に鑑み、頭が重くなっていることもあって、警戒が必要だと思う。

ドル/円の週足では、一度13週線(赤線)を下回ると上値抵抗ラインとなり、上値を抑えながら下落基調となってきた。その13週線は114.883円に位置しており、意識せざるを得ない状況となっている。直近では、2月17日週も上値抵抗ラインとなりその後下落した。

★米国の3月利上げ思惑が急速に高まり、ドル買いが材料が揃っているにも関わらず上値の重い展開となっている。ドル高けん制発言が出てくるのではないかという心理的な面はあるが、テクニカル的にもそれなりの理由がある。

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