来週の為替予想(米ドル/円)「株高→円安→株高の好循環なら米ドル/円、155円目指す展開も」ハロンズ FX 2024/3/23

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来週の為替予想(米ドル/円)「株高→円安→株高の好循環なら米ドル/円、155円目指す展開も」ハロンズ FX 2024/3/23
 

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

執筆日時 2024年3月22日 13時30分

株高→円安→株高の好循環なら米ドル/円、155円目指す展開も

米ドル/円、年初来高値を更新

日銀は金融政策会合で、マイナス金利解除、イールドカーブ・コントロール(YCC)撤廃、ETF購入の停止など異次元緩和終了に舵を切ったものの、国債購入などのオプションを通じて緩和的環境を継続する姿勢を示したため、円安地合いが優勢に。米ドル/円は151.815円付近まで上昇幅を拡大しました。その後は、今年3回の利下げ見通しを維持した米FOMCを受けて150.265円まで押されたものの、同水準からは株高・円安の流れから151.863円まで上昇しました。(各レート水準は執筆時点のもの)

FXのライブ解説、ハト派滲む議長と爪隠す総裁、ドル円買えばいいの (2024年3月21日)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

東京CPIに注目

来週はファンダメンタルズ的には、東京都区部消費者物価指数(CPI)、日銀の3月会合における主な意見から、日銀の早期追加利上げ期待が広がるのか、米2月個人消費支出から6月の米利下げ開始観測が後退するのかなど、日米金融政策を巡る思惑の行方が注視されそうです。東京CPIではコア前年比が2.4%へ2月の2.5%から低下が見込まれていますが、予想に反してインフレの粘着性が示されれば、日銀のタカ派な部分に焦点が当たるかもしれません。 また、株価動向にも気を配りたいです。日米の金融政策は思ったほど金融市場を混乱させず、マーケットにフレンドリーな結果となり、投資家センチメントはリスクオンムードへ傾いた様子です。四半期末のお化粧買いで株式市場が一段高となれば、株高→海外投資家のヘッジに伴う円売り→株高の好循環から、米ドル/円が上値を試す展開となる可能性もあります。もっとも152円を超えてくれば、政府・日銀による円買い介入への警戒心もあり、米ドル/円の上昇ペースは上がり切れないかもしれません。

21日BB+2σまで距離残す、もう一段の上昇を期待(テクニカル分析)

低下中だった 21日移動平均線が切り返し、米ドル/円の底堅さは増しています。また、期間21日のボリンジャーバンド(BB)+2σにもまだ達していないこともあり、この差を埋めるべく、もう一段の上昇も期待できそうです。3月8日安値(146.474円)の38.2%押しとなる、149.80円付近までは押し目買いスタンスでついていき、152円突破からの上値トライに期待したいです。

【米ドル/円チャート 日足】

ドル円 日足チャート

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:149.000-154.000

3/25 週のイベント:

スケジュール

外為どっとコム「経済指標カレンダー」

一言コメント

152円超えてきたら、やっぱり当局の口先介入のレベルは一段か二段上がるんでしょうね。

 
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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 来週の為替予想(米ドル/円)「株高→円安→株高の好循環なら米ドル/円、155円目指す展開も」ハロンズ FX 2024/3/23

来週の為替予想 米ドル 円

2025年10月のドル円予想。当月始値 170.57、最低 170.57、当月最高 178.33。平均 173.79。月末 175.69。変更 3.0%。

2028年4月のドル円予想。当月始値 201.51、最低 197.46、当月最高 203.48。平均 200.73。月末 200.47。変更 -0.5%。

2027年10月のドル円予想。当月始値 205.24、最低 201.64、当月最高 207.78。平均 204.84。月末 204.71。変更 -0.3%。

2027年11月のドル円見通し。当月始値 204.71、最低 201.61、当月最高 207.75。平均 204.69。月末 204.68。変更 0.0%。

2025年8月のドル円予想。当月始値 171.09、最低 163.47、当月最高 171.09。平均 167.90。月末 165.96。変更 -3.0%。

2026年5月のドル円見通し。当月始値 189.99、最低 186.92、当月最高 192.62。平均 189.83。月末 189.77。変更 -0.1%。

米ドル/円は1米ドル=150円もあり得る!?「2022年はFXの年!」。米長期金利に注目すれば、今年の為替は初心者にもわかりやすい!

2026年2月のドル円予想。当月始値 182.96、最低 176.40、当月最高 182.96。平均 180.35。月末 179.09。変更 -2.1%。

ほとんどの国家は赤字で運営しています。けれども、対外債務が増えると、投資家に懸念を与えます。莫大な対外債務と公的債務がインフレを加速させています。過去20〜30年間のドル/円相場の変動は、両国のうち、どちらかが借入を増や したか、あるいは赤字予算を削減したことに起因しています。

14日の東京外国為替市場では、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は昼すぎに1ドル=140円台後半まで値上がりしました。140円台をつけたのはことし7月31日以来、およそ4か月半ぶりです。円高ドル安が進んだのは、日本時間の14日未明に公表されたFRB=連邦準備制度理事会の会合の結果やパウエル議長の会見を受けてFRBが早期に利下げを行うとの観測が広がったためです。円相場は、FRBの会合の結果が公表される前は1ドル=145円台前半で取り引きされていましたが、そこから4円以上、円高ドル安が進んだことになります。午後5時時点の円相場は、13日と比べて3円81銭円高ドル安の1ドル=142円~142円2銭でした。また、ユーロに対しては、13日と比べて2円74銭円高ユーロ安の1ユーロ=154円52~56銭でした。ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0881~82ドルでした。市場関係者は「来週、日銀が金融政策を決める会合を開くが、市場では金融緩和策を修正するタイミングが近づいているという観測から円高がさらに進むのではないかという見方もあり、会合の内容に注目が集まっている」と話しています。

2027年2月のドル円予想。当月始値 199.45、最低 196.86、当月最高 202.86。平均 199.76。月末 199.86。変更 0.2%。

ドル 円 リアルタイム。

2026年9月のドル円見通し。当月始値 191.49、最低 191.49、当月最高 199.25。平均 194.64。月末 196.31。変更 2.5%。

2026年1月のドル円見通し。当月始値 177.63、最低 177.63、当月最高 185.70。平均 180.98。月末 182.96。変更 3.0%。

より強い経済が、より強い通貨に結びつきます。自国の通貨を強くしたい政府は、雇用創出、投資拡大、輸出増加などの政策を打ち出します。先に示した曲線は、両国の定期的な経済成長に伴う、米ドルと日本円の推移を表したものです。

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