唐揚げ店減とおにぎり店増 要因

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唐揚げ店減とおにぎり店増 要因
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 唐揚げ店減とおにぎり店増 要因

唐揚げ店減とおにぎり店増 要因

おにぎり専門店という形態自体は参入しやすいわけですが、それだけに抜きん出ることが難しい。繁盛店のスタイルだけをパクった味の落ちる店が増えるかもしれませんが、そうなると唐揚げ専門店の現状のように、おにぎり専門店という形態自体が十把ひとからげに捉えられ、大きなブームにならずに衰退していく未来も考えられますね」

「唐揚げ店」を巡る景況は?

高級食パン、唐揚げなどは一時のブームでできた店の閉店も目立つ。タピオカ専門店に至っては、ほぼ街から姿を消したといっても過言ではない。では、ブームの兆しを見せるおにぎり専門店の未来は……。

足元では安価なムネ肉を使った唐揚げや、素材や作り方にこだわった唐揚げなど、差別化戦略が進んでいる。都市部に比べて相対的に店舗数が少ない地方などでは市場拡大の余地も残るものの、消費者の胃袋をつかめなくなった唐揚げ店で今後淘汰が進む可能性がある。

「唐揚げのように飲食大手がおにぎり専門店にこぞって参入した場合、味は当然のことですが、どれだけ“ブランド化”できるかが重要でしょう。その意味でスニーカー王は非常に賢い戦略を取っている。すでに大人気店のブランドを使っているわけですし、おにぎりに関するノウハウも使える。

一方、近時は急激な出店が続いたことで都市部を中心に競争が激化し、大手では出店ペースを抑制するなど、市場は徐々にレッドオーシャン化が進んでいる。外出制限が緩和されたことで持ち帰り需要も一服感が出てきたほか、輸入鶏肉や食用油など原材料価格も急騰。強みだった「原価の安さ」が活かせず、仕入原価の上昇に耐え切れずに経営破綻したケースも見られた。足元ではこうした原材料価格の高騰も背景に唐揚げ価格も引き上げが続くものの、B級グルメゆえに「大幅値上げは難しい」といった声も聞かれ、経営の舵取りは次第に難しくなっている。

コロナ禍で急拡大した「中食」需要のなかで、冷めても味が落ちにくく、自宅での調理が敬遠されがちな唐揚げが、手軽な持ち帰り総菜として人気を集めた。店舗側でも、少ない店舗面積など初期投資が低く、オペレーションが容易で、原料も安価な鶏肉であることから新たな飲食ビジネスとして唐揚げに注目する企業が増え、ここ数年で爆発的に店舗が増加した。

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