万博 開幕後の内装工事を容認へ

万博 開幕後の内装工事を容認へ
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(ブラジルの万博担当)「時間が一番大きな原因です

大阪府の吉村洋文知事は4日、建設が遅れている2025年大阪・関西万博の海外パビリオンについて、一部で工事が完了しないまま25年4月の開幕を迎えるケースが想定されるとの認識を示した。

ドバイでは、厳重な新型コロナ対策が取られている。特に4月4日から24日までの3週間、終日のロックダウン(外出禁止措置)を実施した。そんな中でも、19年後半に各国が順次着手した万博パビリオンの建設は継続されてきた。

(ブラジルの万博担当)「時間が一番大きな原因です。コストの問題ではなく、計画を時間内に完了させることができないと判断しました」

この工事において、設計者と施工者は完全な協調と緊密な連絡のもとに、予見しがたい未知の技術に挑戦し、よくこれを克服した。巨大であるうえに高精度の施工を要求されたこの大工事がかくも見事な成功をみたことは、両者間の絶えざるフィードバックが実をむすんだものといえる。日本建築学会は、そのすぐれた構造設計と施工技術を認め、設計者、施工三社および部材メーカー新日本製鐵に対して万国博特別賞を贈った。また科学技術庁は万博お祭り広場建築工事共同企業体工事事務所長七海実と同所長代理新開信之を科学技術功労者として表彰した。

定例記者会見で「建物は完成しているが一部で内装がまだという国が過去の万博でもあるので、25年万博でも(同様のケースが)あり得る」と発言。一方で、「開幕に支障が生じるような大きな遅れにはならない」とも述べた。

林官房長官が「万博の開会を遅らせる必要がない」との考えを述べ、足並みが乱れる一幕も。そしてここにきて万博アンバサダーのダウンタウン・松本人志さんの活動休止と、順風満帆とは決して言えない状況が続きます。

石毛氏が以前の会見でこう言及した代表例が、約6400万人が熱狂した1970年大阪万博の「太陽の塔」だ。高さ約70メートルの頂部に「黄金の顔」を持つ太陽の塔は、万博を経て故岡本太郎氏の代表作となった。当時は内部に展示スペースを設けたパビリオンの一つで、今回の大屋根と同様、仮設建築物として建てられ、閉幕後に撤去される予定だった。

また、開会とともに万博参観のために、あるいは万博を好機として来阪される内外各地の得意先関係者の接伴に当たらせるため、建築本部営業部に営業課を増設した。会期をつうじて営業課が接伴した来観者は一四〇〇名にのぼり、このなかには著名な外国専門家も多数みられた。出展参加のみどり館には、みどり館建設部業務課長前田亨が副館長兼総務部長として出向、女子職員四名をコンパニオンとして派遣した。日本民芸館にも、男子職員二名、女子職員二名を出向させた。

鉄鋼館 日本鉄鋼連盟出展による鉄鋼館は、博覧会終了後も残置する立体音楽堂として建設された。設計は前川国男設計事務所、施工はエキスポタワーと同様大手五社で、工事事務所長は大林組万博総合工事事務所長七海実が兼ね、岩見夏樹が所長代理となった。

大阪・関西万博では、海外パビリオンの建設工事で遅れが指摘されています。海外パビリオンの出展にはもともと3種類の方式があり、▽参加国が独自のデザインをもとに自前で建設する「タイプA」▽実施主体の博覧会協会が準備した建物を使うのが「タイプB」▽協会が準備した建物に複数の国で入るのが「タイプC」です。このうち「タイプA」は各国の独自性を表現しやすく「万博の華」として注目され、およそ60か国が出展を計画していますが、工事が複雑になり準備に時間がかかることも想定されます。

(記者リポート)「万博関連の工事車両だけではなく、コンテナを積んだいわゆる物流車両も多く見られます」 夢洲の約2割を占めているのが「コンテナターミナル」。これらのコンテナを運ぶドライバーたちからは次のような声が聞かれました。 「渋滞が心配やな。車両が増えるから、万博が始まったら。渋滞で(夢洲へアクセスする)トンネルとか橋とか混むと思うんですよ。仕事やりにくくなると思うわ」 「渋滞は絶対出てくると思うから、仕事にはならんと思う。時間の勝負やから、こっちも。早くコンテナを返して、早く取って、またどこかに配達に行きたいから。たぶん給料も減ってくると思う」

(公明党 今田信行市議 1月31日)「IRの工事車両が上乗せするとなれば、状態はさらに悪化すると考えます」 万博の期間中にはIR=カジノを含む統合型リゾートの工事が本格化しているとみられ、IRの工事車両と合わせて6000台が1日に夢洲に殺到する可能性があり、対応を迫られている状況です。それだけではありません。

みどり館(アストロラマ) みどり館は三和銀行系が結成したみどり会グループ(二三社)の展示館で、大林組もこれに参加し、大林社長がゼネラルプロデューサーを担当した。そのため本店万博本部にみどり館建設部を設置し、建築、展示の両面から想を練った。はじめショックベトンを使用したドームとする案もあったが、最終的には地下一階、地上二七メートルの鉄骨造平家(総面積三三四二平方メートル)で、屋根の仕上げに強化プラスチック(FRP)を用いたドーム状建築と決定した。これは直径四六メートル、正八〇面体の半球形をなし、円周に沿って五ブロック、頂部に一ブロックの五角錐で構成される。外壁に用いた三角形のFRPパネルは総数六三五個で、四個が一組となって一六〇色に変化し、複雑な虹のような感じを表現している。

2025年大阪・関西万博に関するさまざまなニュースをお届けします。

国内パビリオンが概ね計画通りに進む一方で、遅れが懸念されているのが海外パビリオン。現段階で工事に取り掛かっているのは中国やシンガポールなど5か国のみで、自前でのパビリオン建設を予定する約3割がまだ施工業者が決まっていない状態です。 すでに自前での建設は断念し、万博協会が建物の建設を代行する“簡易タイプ”への移行を決めた国も出てきました。そのひとつがブラジルです。

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