福岡市なぜ元気 成長続ける背景は

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福岡市なぜ元気 成長続ける背景は
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 福岡市なぜ元気 成長続ける背景は

福岡市なぜ元気 成長続ける背景は

以上のように、福岡市は、人的な交流や経済活動など、アジア地域と密接なつながりを持ちながら発展し、地方都市では国際化が最も先行している都市です。この勢いで、今後もグローバルなネットワークでの存在感を高めていくことが重要です。ただし、福岡市は、三大都市圏と比較して、国際都市としての各種指標の集中度、規模は大きくはありません(『福岡のグローバル・ネットワーク』(URC2016年度総合研究報告書)P48)。知名度についても、福岡市は、依然として向上の余地があり、世界の主要な国際都市ランキング指標でも、「FUKUOKA」が扱われているものは、Global Power City Index(森記念財団)、MONOCLEなどに限られます。人や経済の規模で存在感を示す都市がある一方で、規模にとらわれず、都市の個性や強みで、世界で存在感を示す都市もあります。福岡市も、強みや特性、先進性などで、世界にFUKUOKAを知ってもらい、さらにつながりを広げ、新たな価値を生み出す都市となることが、福岡市らしいグローバルな都市像といえます。

ヤフードーム横のE・ZO FUKUOKAに入っている吉本新喜劇の常設劇場は、お笑い芸人が複数所属する本格劇場としては首都圏・近畿圏以外で唯一の劇場です。九州・福岡から生まれた芸人達のネタを地元で楽しむことが可能です!

次に、「買い物の便利さ」は、福岡市は、三大都市圏の各都市と比較しても、コンパクトな都心部に多くの商業施設が集中しているのが特徴です。小売業の売場面積の市(都区)内上位2区の占める割合は高く、福岡市の場合、「博多区」「中央区」だけで市内の5割近くを占め、それだけ都心部への集中度が高いことがわかります。また、この小売業の売場面積上位2区に「住む人」も多く、「博多区」「中央区」の人口の市内に占める割合は27.5%と、三大都市圏の都市と比較して高く、それだけ「商住接近」のまちともいえます。このほか、市内各地には、地域密着の多くの商店街や、スーパーやショッピングセンター等も多数立地しており、中心部の高い商業集積とともに、「買い物の便利さ」の高評価につながっているといえるでしょう。

ちなみに、「Artist Cafe Fukuoka」は、移転した中学校(福岡市立舞鶴中学校)の旧校舎を利用している。また、必要な什器(じゅうき)、備品類も、九州大学のキャンパス移転に伴い、廃棄される予定だった家具類を使用しながら保全を目指す、「九大什器保全活用プロジェクト」によって賄われている。

『福岡市経済の概況』(2022年9月版)によると、2012年度に名目で7兆300億円(実質7兆700億円)だった福岡市の市内総生産は、2018年度には同7兆8,500億円(同7兆6,300億円)まで伸ばしている。

九州は観光の宝庫!福岡市は観光拠点にもってこい!

――福岡の開発と同時に海外展開に挑む狙いは何か。アジアの街づくりと国内事業とのバランスは? 【倉富】福岡が元気といっても、北部九州だけを相手にしていては経営基盤として弱い。会社をより発展させるために域外展開をしっかりやるということです。その場合、当社から見て大陸はとても近い。海外の街づくりでは福岡で培ってきた、運輸事業を主体とした地域密着型の街づくりの経験を生かし、そこでレベルアップしたものを福岡にフィードバックするという相乗効果を狙っています。そうやって段階的に福岡をアジアの先進都市にしていきたい。

そんな高島が、AFAF2021会場で生まれて初めて購入した作品が、福岡を拠点に活躍するアーティスト銀ソーダによる《鏡》(2021年)であった。「いきなり抽象絵画作品とは、玄人好みの選択ですね」という私の問いに、「逆に具象作品は、(あの時には)重く感じられました。自由に眺められ、味わい、解釈することが可能な抽象表現の持つ懐の深さに惹かれたからです。まぁ、部屋に掛けたら気持ちが良い、ブルーの作品を単純に欲しかったというのが一番の理由です」と、一目惚(ぼ)れの理由を明かした。

福岡市内には6つの都市高速路線が存在し、都心地区の周囲には環状線が整備されています。福岡高速環状線内の面積は山手線の内側の面積とほぼ同規模であり、広く高速道路網が整備されていることがわかります。

「『博多どんたく』という、この街を代表する伝統的な祭りがあります。どんたくは、我々が舞台を用意するだけです。そこで様々なパフォーマンスを披露するのは、市民、そして世界中から、この祭りのために集まってくれた皆さんです。『FaN』も同じコンセプトだと思っています。福岡市はチャレンジャーが集まれる舞台を用意し、長期的に多くの方に関わってもらえるような環境づくりを目指していきます」と、高島はその意図するところを明確に語った。

2.「アートスタートアップ」の推進 (1)保税地区を活用した「アートフェアアジア福岡」の官民共同開催 (2)アーティストの創造活動やスタートアップを支援する「アーティストカフェ」の開設・運営 (3)アジア美術館による「アーティスト・イン・レジデンス」事業の拡充 (4)福岡市美術館が選ぶ、若手アーティスト育成を目的とした「福岡アートアワード」の創設 (5)工事中の仮囲いを活用した作品展示と販売機会を提供する「Fukuoka Wall Art Project」

――アジアの玄関口として重要な機能を担う福岡市が、今後アジアのリーダー都市になるための課題は何か? 【倉富】なんといってもアジアと福岡市、そして国内の主要都市とを結ぶネットワークの強化です。その1つとして期待しているのが、福岡空港の滑走路の増設です。これを機にアジア各国からの発着便が増えることを期待しています。また、それに伴う空港の運営民間委託には、当社も参画したいと、地元事業者で協力体制を敷いて、入札に臨んでいるところです。

福岡市の未来については、日本で最初に総合計画を策定した都市として、新たな都市戦略の描き方に掛かっていると考える。

戦後の学制改革でキリスト教主義の私立西南学院が新制の西南学院大学に、福岡高等商業学校として発足した福岡経済専門学校が新制の福岡商科大学(現福岡大学)となった。 さらに中村栄養短期大学(現中村学園大学短期大学部)、九州商科大学(現九州産業大学)、英和女学校を母体とした福岡女学院短期大学(現福岡女学院大学短期大学部)なども相次いで誕生した。 これらの大学・短大などが九州一円から学生を集めた結果、福岡市は〝若者のまち〟になった。

――『モノクル』の「世界で最も住みやすい都市ベスト25」において、福岡市が上位をキープしている理由をどのように分析しているか。 【倉富】福岡市の1番の特徴は、なんといっても街がコンパクトなところ。地理的に山も海も近いため、狭い平野部にいろんなものが集約されています。空港も港も都心のすぐそばにあり、狭い区画の中に行政施設から商業施設まであらゆるものが密集していて、何をするにも自転車の移動で足りるという利便性がある。住宅地も都心部から近く、「通勤に30分もかかるようなら遠い」と言われるほど職場と家が近い。これが働きやすさにも繋がっています。

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