[米ドル円]日銀利上げ観測と介入

先週は米CPIの結果を受けドルが全面高となる中ドル円は34年ぶりの153円台に上昇。
ただ、ドル円は介入警戒感があるため他通貨に比べ上昇幅は限られた。その結果クロス円が下落したこともドル円の上値を抑えた。
週末には中東情勢悪化による地政学的リスクの高まりからドル円は一時152円59銭まで下落。その後は米長期金利が上昇したことで153円台に戻すなどドル円の買いの強さを確認。
今週は中東情勢リスクもあるが、注目は日本のCPIと貿易統計。結果的に円安がさらに進む可能性がある。ただ、更なる円安と原油高が日本の物価を押し上げることから来週の日銀会合で早期利上げが示される可能性もあり、日銀関係者などの発言には注意したい。
もし、日銀の早期利上げ観測が高まる中で介入が実施されるようなら本格的な円買いが強まりかねない。

本日のドル円予想レンジ：153円60銭（BB上限）～152円60銭
今週のドル円予想レンジ：155円00銭～150円80銭（38.2％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

【公式】ヒロセ通商（LION FX）動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCYhBsV902gg58u-bXPsqipA

専門家による相場解説とFX攻略法動画を多数公開中
いいね＆チャンネル登録お願いします

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー