築地跡地 5万人収容の施設建設へ

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築地跡地 5万人収容の施設建設へ
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築地跡地 5万人収容の施設建設へ

「日本の台所」とも呼ばれた東京の旧築地市場の広大な跡地に何ができるのか。関係者への取材で、プロスポーツの公式戦の開催を想定した施設と、日本のアニメやゲームなどに特化した施設を整備する、2つの案が浮上していることがわかりました。東京の豊洲市場への移転に伴って、5年前に閉鎖された旧築地市場の広大な跡地について、都は、大規模な集客施設の整備などを条件に、再開発を行う事業者を募集しました。 都は複数の提案が出ていることを明らかにしていますが、関係者への取材でこれまでに出されている2つの提案の概要がわかりました。 このうち、▼1つの案では、およそ5万人を収容でき、野球やバスケットボールといったプロスポーツの公式戦を想定し、さまざまな競技の開催が可能な多機能型の屋内施設を中心に、国際会議の開催を念頭に置いたホール、築地場外市場や豊洲市場の食材を活用し、食文化を発信する施設などを整備するとしています。 ▼もう1つの案では、日本のアニメやゲーム、マンガに特化したエンターテインメント施設としておよそ2万8000人を収容でき、展示会やコンサートなどの開催が可能な多目的ホールやホテルなどを整備するとしています。 今後、専門家などによる非公開の審査を経て、来年3月ごろに正式に事業者が決まり、その後、詳しい内容が公表される予定です。東京・旧築地市場跡地の再開発について、築地で聞きました。 旧築地市場と豊洲市場で海産物を扱う店で50年以上働く70代の男性は「全く変わってしまうような印象を受けます。築地は昔から『食のまち』だったのでそれを生かしていける施設などがいいと思います」と話していました。 地元に住む70代の女性は「近くに大型商業施設がないので買い物ができる場所があるといいと思います。にぎわいにつながるといいと思います」と話していました。 また、奈良県から旅行で訪れた50代の男性は「豊洲市場も近くにあるので、同じような施設が近くに2つあってもどうなのかなと思います。全く新しいもので開発されたほうがいいのかなと思います」と話していました。

三井不動産など事業者側の提案内容は、最大約5万人収容の屋根付きスタジアム▽「ライフサイエンス」の研究開発拠点▽国際会議を想定したホールや高級ホテル▽日本の食文化の発信施設――など九つのエリアの整備。東京都が計画する地下鉄新線の新駅や「空飛ぶクルマ」の実用化を見据えたポート、舟運施設などを備えた次世代型交通拠点の機能も持たせる。

東京都は19日、築地市場跡地(東京都中央区)で計画する再開発の事業予定者に、三井不動産を代表とする企業グループを選んだと発表した。事業者の提案概要によると、約5万人収容の屋根付きスタジアムや高級ホテルなどが建てられる。今年度末に都と事業者で基本協定を締結し、2025年度に着工予定で、38年度までの全面開業をめざす。

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