金(ゴールド)は上昇維持。2400ドル付近では利食い売り観測も(XAU/USD 市況と分析)2024/4/19

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金(ゴールド)は上昇維持。2400ドル付近では利食い売り観測も(XAU/USD 市況と分析)2024/4/19
 

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金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動きまとめ

4月18日のNY金先物市場で金6月限は反発した。COMEXの金先物6月限の終値は前営業日比9.60ドル高の1オンス=2398.00ドルとなった。

時間外取引では、米国債利回りの低下を背景としたドル安を受けて買いが優勢となり、欧州時間に入ってもドル安の一服後は買い戻しが入って堅調に推移した。ただ、日中取引では予想以上の結果となったフィラデルフィア地区連銀製造業景気指数を手掛かりに上げ一服となる場面もあった。

地政学リスクについては、イスラエルとイランの対立激化など中東情勢を巡る緊張の高まりへの警戒感から、金を買う動きが強まった。2400ドルを超える水準では利食い売りも観測されたものの、売り一巡後の押し目買いが下支えとなった。

金価格は、米国の利下げを巡る不透明感や地政学リスクへの警戒感を背景に、目先は上値を試す展開が続きそうだ。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

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日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩上がりで価格は移動平均線の上に位置し、上昇トレンドを示す。また、相場の過熱感をはかるRSIは、70を割り込み下落している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

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金(ゴールド)の上昇・下落要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 金(ゴールド)は上昇維持。2400ドル付近では利食い売り観測も(XAU/USD 市況と分析)2024/4/19

金価格・相場買取に役立つ記事をコラム形式で紹介しています

当局による金融引き締めの状況を、実質FF金利と自然利子率(経済、物価に対して引き締め的にも緩和的にも作用しない中立的な実質金利の水準のこと)との関係でみてみよう(図表8参照)。すでに実質FF金利は自然利子率を上まわっており、1999年以降の引き締め局面と比較しても、それ以上に引き締め的になっていることが示されている。過去2回のこのような引き締め局面の後、米国は景気後退に陥っている。また、米景気先行指数の面からみても、マイナス5を下回っており、過去そうした局面ではすべて景気後退に陥っている(図表9参照) 。

金価格・相場買取に役立つ記事をコラム形式で紹介しています。

金の売り時については、以下の記事で詳しく解説しています。

会合後の金価格動向を振り返ると、会合前の6月10日に公表された5月の米消費者物価指数が予想(前年比+8.3%)に対して前年同月比+8.6%と約40年ぶりの水準まで上昇していたことを受け、急遽市場は0.75%の利上げがあるのではないか?と0.75%の大幅利上げを織りこんでいたため米長期金利も同様に既に上昇しており、利上げ発表後はイベント通過で米長期金利はむしろ低下し、金価格は上昇した。

地政学リスクとは、テロ・戦争・大企業の倒産などの影響により、特定地域や世界の状況が不安定となることです。例えば、テロや戦争が発生すれば、先行きの不透明感から金が買われ、金価格が上昇します。反面、テロや戦争による影響がなく地政学リスクが低下すると、安全資産である金から他の資産へと資金が流出し、金価格は低下しやすくなるでしょう。

金・プラチナ取引>金・プラチナ取引とは(金・プラチナ・銀の特徴)>金・プラチナについてもっと知ろう!「マーケットレポート・コラム」>新村直弘氏が解説! 貴金属・コモディティレポート>米金融引締め加速も金価格は高値維持か?

GDP成長率については6月FOMC時の予想と比べると9月には23年が1.0%から2.1%、24年も1.1%から1.5%と大幅に上方修正された。6月の段階では今年の景気減速から来年はわずかながらも景気は改善という見通しだったが、それが一転して今年は潜在成長率を上回る成長となる一方、来年は今年よりも景気が減速してゆく見通しへと変わった。FF金利をより「長く」高めに維持することが、景気に対してより強い減速圧力がかかることを反映しているとも解釈できよう。

そして崩壊による景気の底割れを防ぐために実行されてきたのが、より大規模な量的緩和策だった。長期的観点から金融の流れを見通す中央銀行の中で、価値の拠り所が「発行国への信認」ということにリスクを感じるところが増えており、実物資産である金への揺り戻しが起きている。

これを受けて、アメリカ発の金融危機が発生するとの懸念が高まり、金融システムや通貨への信頼が低下します。

金価格が上昇トレンドに入ったのは、2000年代以降といわれています。この時期に金価格を動かしてきた社会経済情勢について、確認しておきましょう。

2022年のウクライナショックは地政学リスクの要因も含んでいます。ロシアは世界第3位の金産出国であり、世界の金供給量への影響が出た場合は金の価格上昇が起こり得ます。

金価格が高騰している現在、金の売却を検討しているなら、分かりやすい価格設定とスピーディな手続き、買取手数料0円が魅力の買取本舗七福神をおすすめします。無料査定も行っているため、査定額だけチェックしたいという方もぜひご相談ください。

こうした地政学リスクの拡大はインフレ的出来事である。また、地政学リスクの拡大が生み出す対立は双方の生産性低下を引き起こすことから経済成長率の低下要因でもある。つまり、地政学リスクの拡大はスタグフレーション的圧力を経済にもたらす。そして金が他のリスク資産と異なり良好なパフォーマンスを示す傾向にあるのが、このスタグフレーション的環境であることも覚えておきたい。

6月15日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、27年7か月ぶりに0.75%の政策金利の大幅利上げが行われた。3月に0.25%、5月に0.5%の政策金利の引き上げが行われ、金融緩和の縮小を始めてからもインフレの加速が止まらず、前回5月の会合で事前に示唆した利上げペースを上回る強硬策がとられた。

金価格は4月につけた年初来高値から大幅に調整してきた。その主な要因は想定を上回る堅調な米景気を受けたベア・スティープニングによる米長期金利の上昇だ。過去、利上げサイクルの最終局面で起きたベア・スティープニングが解消されると、その後利下げが終了するまでの期間世界株式は下落し、金価格は上昇した。分散投資における金の重要性は高まっていると考える。

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