ドル・円は下げ渋りか、日本の為替介入への思惑もドル買い地合いは継続

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ドル・円は下げ渋りか、日本の為替介入への思惑もドル買い地合いは継続

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、日本の為替介入への思惑もドル買い地合いは継続」
 29日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。日本政府の為替介入への思惑から円買い優勢となり、ドルへの下押し圧力が見込まれる。ただ、ドルは引き締め的な米金融政策を見込んだ買いは続き、対円でも下げづらいだろう。
 前週末に発表された米コアPCE価格指数は高止まり、現行の引き締め的な金融政策の長期化を見込んだドル高でユーロ・ドルは1.0670ドル台に値を下げた。一方、日銀は金融政策決定会合で金融正常化に改めて慎重姿勢を示したことで円売り地合いを強め158円を目指す展開となった。週明けアジア市場は東京休場も、午前中に一時160円台に浮上。その後は円急伸によりドルは155円前半まで5円程度も値を下げた。この後の海外市場は円の値動きが注目される。日銀の緩和的な政策スタンスで26日以降、急激な円安に傾いていた。しかし、ドル・円は心理的節目の160円を突破し、上昇ペースの速さから日本政府は為替介入に踏み切った可能性がある。欧米市場でそうした見方が広がれば、円売りは大幅に縮小しよう。ただ、米国内のインフレ再加速で連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期は後ずれし、ドルは対円でも下値は堅いとみる。

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は下げ渋りか、日本の為替介入への思惑もドル買い地合いは継続

政府・日本銀行は22日夕 円買い・ドル売りの為替介入を実施した

介入額も明らかにしなかったが、神田真人財務官は「隠しきれるものではない規模になっていた」と公表の理由を説明した。145円が防衛ラインとの見方を強く否定し「水準は全く考えていない」と話した。海外市場での委託介入もあり得るという。外貨準備のうち介入にすぐに投入できる預金は1361億ドル(約19.5兆円)。

*14:25JST 為替週間見通し:底堅い値動きか、米金融政策にらみドルは上値を試す 【今週の概況】■日銀緩和継続で円安加速今週のドル・円は大幅高。 過去最大規模の米国債入札が実施...

*08:52JST 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは153ドル高、主要ハイテク企業決算を好感 ■NY株式:NYダウは153ドル高、主要ハイテク企業決算を好感米国株式市場は反...

外国為替市場では、日銀による金融緩和維持や当面の利上げに否定的な黒田東彦総裁の発言を受け、円が1ドル=145円90銭まで下落していたが、介入の実施を受け一時140円台まで上昇した。午後7時40分現在は142円台後半で推移している。

*14:16JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行理事会の声明内容に注目 ■上昇、日銀緩和継続で豪ドル買い強まる今週の豪ドル・円は上昇。 1-3月期消費者物価指数の予想...

円買い介入は、アジア通貨危機による急激な円安に対応し、1998年6月に日米通貨当局が円買い・ドル売りの協調介入に踏み切って以来24年ぶりとなる。円売り介入を含めると、東日本大震災後の円高進行を食い止めるために行った2011年11月以来、11年ぶり。

*09:58JST 東京為替:ドル・円は引き続き158円台前半で推移 29日午前の東京市場でドル・円は158円20銭台で推移。 日米金利差の早期縮小観測は後退しており、目先的にドル...

*10:53JST 東京為替:ドル・円は不安定な値動き、一時160円台に急伸も159円台前半まで値下がり 29日午前の東京市場でドル・円は159円台前半で推移。 一時160円18銭...

政府・日本銀行は22日夕、円買い・ドル売りの為替介入を実施した。日米金利差の拡大を背景に急激に円安が進む中、24年ぶりの円買い介入によって過度な円安を阻止する姿勢を示した。

為替市場への介入の判断は財務省が行い、日銀は財務省からの具体的指示に基づいて介入を実施する。急激な円安に対応するためには、財務省所管の外国為替資金特別会計(外為特会)の保有するドル資金を売却して、円を買い入れる。

2022年9月に政府が円買ドル売りの為替介入に踏み切ったのは、日本銀行の金融政策決定会合の日だった。会合で引き締め方向への政策修正が見送られたのに加え、総裁記者会見での黒田前総裁の発言が、「円安を容認している」と受け止められたためだ。今回も、同様な展開となる可能性も考えられるだろう。

ただし、前回と異なるのは、円安阻止に向けた政府と日本銀行の連携が強いということと、3月のマイナス金利政策解除によって、日本銀行は利上げという円安阻止に向けた強い武器を手に入れたことだ。この点を踏まえると、為替介入で時間を買ったうえで、1ドル160円近傍で、円安になんとか歯止めをかけることができると予想したい。

*14:15JST ユーロ週間見通し:もみ合いか、過熱感による利食い売りが増える可能性 ■強含み、4月ユーロ圏総合PMIは市場予想を上回る今週のユーロ・ドルは強含み。 4月23日発...

*07:36JST NY原油:小幅高、一時84.46ドルまで強含み NYMEX原油6月限終値:83.85 ↑0.2826日のNY原油先物6月限は小幅高。 ニューヨーク商業取引所(N...

外国為替市場で、きょう午前に一時1ドル=160円台に突入した円相場は、先ほど一時1ドル=155円台まで一気に4円以上円高方向に進みました。市場では、政府・日銀が円買いの市場介入に踏み切ったのではないかとの見方も出ていますが、午後2時半ごろ、神田財務官は記者団に対し、「今はノーコメント」と話しました。日銀は先週の金融政策決定会合で現状の金融政策の維持を決定。市場では植田総裁が円安進行に踏み込んだ発言をするという観測が広がっていましたが、会見では、円安の進行が基調的な物価上昇率に与える影響は無視できる範囲との認識を示しました。これを受け、日米の金利差が当面縮まらないとの見方が広がり、より高い金利で資金を運用しようと、円を売ってドルを買う動きが強まり、円安が急加速していました。

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