FX個人投資家動向「日米金利差意識した円売り・ドル買いが進行‼ドル円プレーヤーは介入期待の売り上がり?売りポジ増加‼」2024年5月9日

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FX個人投資家動向「日米金利差意識した円売り・ドル買いが進行‼ドル円プレーヤーは介入期待の売り上がり?売りポジ増加‼」2024年5月9日
 

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

8日、日米金利差を意識した円売り・ドル買いでドル円はNY時間序盤に155.685円まで上昇した。その後は重要な経済指標の発表がない中、NY時間中盤に、ドル円は155.351円まで下落するも、その後、コリンズ米ボストン連銀総裁がインフレの目標達成で従来予想されていた以上の時間を要する可能性を指摘、より確実になるまで現行金利を維持するべきだとの発言を受けてドル買いが入り、155.661円まで買い戻された。

本日アジア時間、4月25-26日に開催された日銀金融政策決定会合における主な意見では、当面は緩和的な金融環境が継続するとしながら、長期国債の買い入れについて「どこかで削減の方向性を示すのが良い」との見解が示され、円買いで反応しドル円は155.126円まで下落した。売り一巡後は、155円ミドルレベルでの推移となっている。

取引金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。

 
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まず円買い介入は外貨準備を充てるため、その規模は有限である。外貨準備全体の約1.3兆ドル(約200兆円)の内、一般的に為替介入に即時利用可能とされる外貨預金は0.16兆ドル(約25兆円)程度に過ぎず、2022年の介入規模(9兆円強)を前提にすれば、当時の3倍程度が一つの目安となる。

前回、2022年の日本政府当局による米ドル売り・円買いの為替介入は、9月22日に1米ドル=145円台後半で介入が実施され、同140円台まで円高が進みました。その後、円安が再び進む中で、10月21日に同152円近くへと円安が進む中で、米ドル売り・円買いの為替介入が行われました。

本日アジア時間、序盤に介入警戒感がくすぶる中、ドル円は155.197円まで下落するも、その後はゴトー日の実需フローで155.70円レベルまで上昇している。尚、林官房長官は「為替市場の動向をしっかり注視し、万全の対応を行っていきたい」、鈴木財務相は「市場をしっかり注目して適切な対応していく思いに変わりはない」「今の局面で多く話せないこと何卒ご理解いただきたい」と発言も市場の反応は限定的となった。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

20日、前日の日銀会合を受けた円売りとFOMCでのドット・プロット上昇修正期待のドル買いでドル円はNY時間序盤に151.815円まで上昇した。注目されたFOMCではドット・プロットで今年3回の利下げ予想が維持され、米長期金利の急落とともに、ドル円は売りが先行、151円前半まで下げた。一方で2025年・2026年の金利見通しが上方修正され、来年以降の利下げが昨年12月時点の予測よりも緩やかになるとの見通しが示されたため、ドル円は売買が交錯し151.705円まで反発した。その後は、日経新聞の「日銀の追加利上げ『10月』『7月』観測」とのヘッドラインで、円が急速に買われたほか、パウエル議長が会見で、年内の利下げの可能性を再表明したほか、バランスシート縮小ペースを近々減速すると発言し、ドルも売られ、ドル円は150.718円まで下落した。本日アジア時間、鈴木財務相の「為替市場の動向を高い緊張感をもって注視」との発言で介入警戒感もある中、ドル円はFOMC後の調整売りが継続し、150.265円まで下落。売り一巡後は植田日銀総裁による参院財政金融委員会での「当面、緩和的な金融環境継続で経済・物価を支える」との発言や底堅い日経平均を受けて、ドル円は買戻しが進行、151円レベルまで上昇している。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

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