客室にペット同伴 JALが議論開始

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客室にペット同伴 JALが議論開始
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客室にペット同伴 JALが議論開始

「SmartFLASH」の記事が掲載されたYahoo!のコメント欄には、すでに7500件以上ものコメントが書き込まれている。“ペットは家族の一員”との考えから、緊急時にペットと避難できるよう客室に同伴させるべきだと考える人も少なくない。

今回の事故でも、JALのA350-900には左右4カ所、計8カ所の非常口があったが、炎が見えたことなどで脱出には適さないとして、結果的に3カ所を使用した。乗客の身勝手で1カ所が使えなくなることは、致命傷になりかねない。

「SmartFLASH」が3日に公開した記事によれば、JALの広報部は衝突した日航機にはペットの預かりが2件あったと明かしている。

客室への“ペット同伴”を訴える声は、著名人からも。

しかし、残念ながらペットが手荷物扱いであることは変わりません。客室への同乗が可能になっても、「手荷物」であるペットは緊急脱出時の同行は認められておらず、本サービス利用する際も事前の同意が必要となっています。

海上保安庁の職員5人が亡くなった羽田空港C滑走路の衝突事故。1月2日夜の事故発生から6日後の8日午前0時にC滑走路の運用が再開され、事故後の大規模な遅延対応や事故処理が収束した日本航空(JAL/JL、9201)は、10日から全便を運航している。

客室への“ペット同伴”を訴える声は、著名人からも。乃木坂46の元メンバー堀未央奈(27)はXを更新し、「SmartFLASH」の記事を引用した上でこう訴えた。

「ペットが貨物室ではなく、客室にいる。」

今回の事故で注目された「90秒ルール」は、FAAが定めているものだ。機体の安全性をFAAが認める「型式証明(TC)」の取得要件で、緊急脱出時は90秒以内に脱出できることを機体メーカーは証明しなければならない。90秒ルールをクリアし、機体の安全性が証明されていても、緊急時に乗客が客室乗務員やパイロットの指示に従わず、同意書も無視した行動に出れば、助かる人も助からなくなる。

論点は大きく分けると2点で、1)貨物室に預けることの是非、2)客室にいるペットも緊急脱出時には一緒に脱出できないこと、だ。ペットと一緒に過ごせるフライトの要望は以前からあり、8年前からはチャーターフライトが実施されてきた。

「今回の事故を受けて、社内でペットの客室内への持ち込みを含めた取り扱いについて関係者間で議論を始めています。お客様のペットの持ち込みを認めてほしいとの要望を踏まえつつ、一方で、航空機運航の安全面、他のお客様への影響なども十分に検証のうえ、方向性を示す必要があると考えています」

航空会社のフライトは、不特定多数の乗客が乗り合わせるもの。今回の事故でも、JALの客室乗務員の避難誘導が適切だったことに加え、乗客が勝手な行動をとらず、協力的な人が多かったことが400人近い乗客乗員の命を守ることにつながった。

須藤元気氏、JAL機炎上 ペットを客室に「対策を取れば可能」

「日本の航空会社では犬や猫などのペットは『受託手荷物』扱いとなり、専用クレートに入れて預ける決まりになっています。JALでは盲導犬や介助犬を除いて、預けられたペットは室温・湿度が客室とほぼ同様の貨物室で輸送されます。

日本ではスターフライヤーがペットと一緒に客室に搭乗できる「FLY WITH PETS!」というサービスを、2024年1月15日から国内線全路線・全便に拡大を予定しています。

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