パジェロ 国内向け生産を復活へ

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パジェロ 国内向け生産を復活へ
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そんなパジェロスポーツがフルモデルチェンジを迎えようとしている

ハンドルを握る四駆工房の整備士・吉田潤さん(29)も「この時代のディーゼルはとにかく丈夫」と太鼓判を押す。往時のRVをこよなく愛する吉田さんの愛車は、自身3台目となる2代目パジェロ(1991~1999年)。19歳から各メーカーのRV10台を乗り継いだが、子どもの頃の憧れだった2代目パジェロがベストな一台だという。これまで乗った3台すべて、2.8リッターのターボディーゼル。頑丈さと乗りやすさがその理由だ。休日は他県までの長距離ドライブを楽しむ。トルクがあるディーゼル車は高速道路で速度を一定に保ちやすく、アクセルの微妙なオン/オフが必要なガソリン車よりも疲れないし快適だという。2台目は20万キロまで乗って、今の3台目は10万キロ近く。まだまだ乗るつもりだ。

かくして三菱のドル箱となったパジェロ。ピークの92年度には国内で年間8万台以上売れたが、現行型である4代目の国内販売は近年、年間1千台前後にとどまっていた。低迷の理由の一つは、国内マーケットの嗜好(しこう)の変化だろう。バブル崩壊後しばらくして、売れ筋はミニバンと軽ハイトワゴンに収斂(しゅうれん)する。休日に遠出してレジャーを楽しむ余裕は無くなり、最小限の燃費で最大限の室内空間が確保できるリーズナブルなクルマが求められた。過剰な悪路走破性はもういらない。景気テコ入れの公共工事で田舎道の舗装とバイパス延伸は進み、平らな道で郊外のショッピングモールまで行き来できれば十分だ。モデルチェンジのたびに高くなる価格も、不況の時代には足かせだった。1982年の発売当時、初代パジェロの最上級グレードであるメタルトップの2300ディーゼルターボの東京地区メーカー希望小売価格は189万円。今年4月に発表された700台限定最終モデルのメーカー希望小売価格は、8%の消費税込みで453万円だ。

なかでも、ひときわ武骨で異質な存在感を放つのが、三菱の初代パジェロ。フルモデルチェンジ間際の1990年式、最終型のロングボディーだ。フロントガラス上部にはデコトラ風の大きな庇(ひさし)。フロントグリルをカンガルーバーがぐるりと覆い、その中央には大径のフォグランプが鎮座する。野生動物の群れをかき分けて進むかのような、暑苦しいほどのマッチョな装い。これらRVブームを象徴するドレスアップパーツは、ほぼ絶滅した。歩行者の衝突安全性を高めるため、クルマの過剰な突起物は許容されなくなった。だが、初代パジェロのスタイリング自体は機能的かつ現代的。定規を当てて図面を引いたかのような直線基調のデザインはシンプルながら適度に力強く、メルセデス・ベンツGクラスやスズキの新型ジムニーといった今どきの人気クロカンにも通じるモダンなたたずまいだ。

ちなみに4代目パジェロでは、大きな面積を占めるエンジンフードにアルミを採用し、フロント回りの大幅な軽量化により運動性能を向上させていますが、新型では更なる軽量化と共に、現代の三菱には無い新機能も搭載してくるのかも気になる所。

三菱自動車は、かつての看板車種だったレジャー用多目的車(RV)「パジェロ」を2027年にも国内で復活させる検討に入った。販売低迷により19年に国内向けの生産を終了していた。往年のファンからの人気が根強く、復活を望む声に応える。

三菱自動車工業のパジェロが、国内向けの生産を止めてから1年が経つ。いまだにそのことが信じられないほど、パジェロが残した軌跡は大きい。

エクステリアは、より直立したノーズ、分割されたヘッドライト、大きなグリルなど、トライトンの特徴を継承しながら本格クロカンSUVらしいボクシーなスタイルとした。3列シートを備えるのが売りのひとつでもあるパジェロスポーツだが、ホイールベースはトライトンと比べ若干短縮されるかもしれない。とはいえ、室内の快適性は従来以上となるとみて間違いないだろう。

(続き)フルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロのプラットフォームやパワートレインはどうなる? 引 ...

国内市場でRV(レクリエイショナル・ヴィークル)ブームを1980年代初頭に起こしたのは、パジェロであり、いすゞビッグホーンだった。そのビッグホーンもいまや知る人さえ減っているのではないか。今日ではSUV(スポーツ多目的車)ブームが新車市場を活気づけているが、40年近く前にパジェロやビッグホーンによって、今と似た状況があったのである。

2019年8月で、惜しまれつつも生産を終了した三菱『パジェロ』。その血統は兄弟車の『パジェロスポーツ』に受け継がれ、日本への導入こそないもののアジアを中心に人気を博している。そんなパジェロスポーツがフルモデルチェンジを迎えようとしている。

側面では、パジェロスポーツらしい薄く、リアに向かってキックアップするサイドウインドウが特徴的だ。ブラックアウトされたワイドフェンダーは、高い悪路走破性を予感させるもの。後部は、従来モデルのアイコンでもあったテールゲートに沿って縦に伸びるコンビネーションランプを廃止し、トライトンと同様のコンパクトなデザインとした。重厚感がありながら、どんな路面でも軽快に走り抜けそうなスタイルだ。

次期型パジェロスポーツは、先日発表されたピックアップトラックの『トライトン』/『L200』とプラットフォームを共有し進化する。新開発のラダーフレームは剛性を高めつつ軽量化。トライトンを踏襲するとなれば、三菱の御家芸である4WD性能についても「スーパーセレクト4WD-II」の採用は確実だろう。

パジェロスポーツの誕生は1996年。日本では『チャレンジャー』として販売されたが、2001年までの1代限りで販売終了となった。しかし海外では進化を続けており、第3世代となる現行型は2015年に登場。2019年には大幅改良され、いよいよ4代目へ世代交代となる。

初代パジェロの登場は1982年。米ウィリス・オーバーランド社のライセンス生産で本格四駆の「ジープ」を用意していた三菱が、ハードコアな野外レジャーや山間部での業務用途以外にも使える、ライトでカジュアルな都会派四駆として売り出した。この商品コンセプトが、三菱の思惑を超える大ヒットにつながる。耐久消費財需要が一巡した80年代。肥大する貿易黒字と内需拡大策を背景に、新たな豊かさの象徴として若者のレジャーや旺盛なデート消費が社会現象化する。ジープと乗用車のいいとこ取り四駆のパジェロは彼らにとって、タフでワイルドなライフスタイルを演出する格好の舞台装置となった。そしてお茶の間には、三菱自動車提供のバラエティー番組「関口宏の東京フレンドパーク」(TBS系)のクライマックス、ゲストタレントによるダーツゲームでスタジオ観覧客が発する「パジェロ!」「パジェロ!」の掛け声でおなじみだった。

歩行者保護とは、クルマが歩行者と接触した際、バンパーによって跳ね上げられた歩行者がボンネットフードに頭をぶつけて負傷するのを軽減する措置で、2005年から施行されている。モデルチェンジ前の車種について、なおかつSUVに関しては2012年まで適応が猶予されてきた。パジェロも2012年にその対応は行っている。

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