ドル・円は下げ渋りか、米国経済のソフトランディング期待残る

ドル・円は下げ渋りか、米国経済のソフトランディング期待残る

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、米国経済のソフトランディング期待残る」
 29日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。本日は聖金曜日の祝日のため欧米主要市場は休場となるため、ドル・円など主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み。ただ、米国経済のソフトランディング期待は失われていないため、リスク回避のドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
 1ドル=152円以上の水準にドル・円が浮上すれば、日本政府・日本銀行による為替介入が実施される可能性は消えていないため、こうした局面ではリスク回避の米ドル売り・円買いがドル・円相場を下押ししそうだ。ただ、日本銀行は緩和的な金融環境を当面維持する方針であること、インフレ緩和ペースの減速によって米国の利下げ開始時期の後ずれや規模の縮小などタカ派的な政策方針を強めるとの見方は強い。欧州中央銀行、英中央銀行、スイス中央銀行など主に欧州の主要中銀が金融緩和に傾くなか、目先的にはドル選好地合いが続く可能性がありそうだ。

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は下げ渋りか、米国経済のソフトランディング期待残る

ユーロ・ドルは 1.0768ドルから1.0788ドルまで上昇

ポンド・ドルは、1.2627ドルへ上昇後、1.2613ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.9010フランから0.9021フランでもみ合った。

29日のロンドン外為市場は「グッドフライデー」で休場。欧州市場でドル・円は、151円29銭から151円37銭で推移した。欧米主要国の市場が休場のため、動意は薄く、全体的に小動きになった。

ユーロ・ドルは、1.0768ドルから1.0788ドルまで上昇。対ポンドでのユーロ買いが波及したもよう。ユーロ・円は、162円94銭から163円25銭まで上昇した。

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