道内路線バス 4月から平日500便減

道内路線バス 4月から平日500便減
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道内路線バス 4月から平日500便減

近年はバス運転手の高齢化や離職による人手不足が深刻化している。4月からは拘束時間や勤務間インターバルなどに関する制限の強化を受けて、運転手の不足感はさらに増す見込みだ。バスの利用者数も新型コロナウイルスの感染拡大による減少から回復しきっていないため、北海道中央バスはさらなる減便に踏み切る。

さらに…。 「4月からのダイヤ改正では一部廃止となる便があり、それに伴い豊平区役所前を含む4つの停留所がなくなります」(新崎 真倫 記者) 地下鉄中の島駅前と豊平区役所前を結ぶ路線が廃止されることから、4か所のバス停がなくなるのです。 減便は「じょうてつバス」だけではありません。 4月1日からのダイヤ改正で「北海道中央バス」も、札幌市内を運行するバス約230便の減便を決めています。

北海道中央バスは4月1日のダイヤ改正で、運転手不足や収支悪化を背景に札幌市内で平日に運行する路線バスを約230便減便する。減便数は平日全体の4%ほどにあたる。同社は2023年12月のダイヤ改正でも、札幌市内の地下鉄と並行して走る路線バスの区間短縮や一部路線の減便・廃止を実施していた。

▼物流2024年問題 2024年4月からトラック運転手の時間外労働が規制強化されることに伴い生じる問題。1カ月の時間外労働の上限は平均80時間に制限される。現行基準の残業上限から19時間短縮する計算で、東京―大阪間の往復輸送時間に相当する。事業者は運行本数を減らすかドライバーを増やす必要があり、最大4割が倒産・廃業するとの見方もある。

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