ダイハツ「タント」生産を再開

ダイハツは出荷停止の指示を受けていたダイハツ「タント」とスバル「シフォン」に関して、準備ができ次第、順次生産・出荷を再開することを明かしました。

ダイハツによる一連の認証不正問題により、国土交通省はダイハツが生産するモデルに関して出荷停止の指示を出してました。

ダイハツは今後、国交省が出荷停止を解除した車種については、「仕入先や販売会社と密に連携しながら、準備ができ次第、出荷・生産を再開する」とする。ただ、主力車種の「タント」や「ムーヴ」などの再開時期は依然として不透明だ。

2024年3月11日にダイハツは同社の軽自動車「タント」と、そのOEMとなるスバル「シフォン」の国土交通省による基準適合性の検証結果を公表しました。

ダイハツ工業は10日、認証試験での不正問題を受けて一時出荷・生産を停止していた主力車種の軽自動車「タント」について、滋賀県竜王町の滋賀工場で約4か月ぶりに生産を再開しました。

ダイハツでは、国内4工場のうち、京都工場は2月12日から、大分工場は2月16日から生産を再開し、残る大阪府池田市の本社工場も「コペン」「トヨタ・コペン」については4月15日に出荷を再開するということです。本社工場の生産の再開については決まっていません。

ダイハツ工業による自動車の認証試験の不正で、国土交通省は１１日、新たに軽自動車の主力車種「タント」について、出荷停止指示を解除したと発表した。確認試験で安全・環境基準への適合が確認された。今後、生産・出荷の再開に向けた準備を進める。

「ダイハツ工業」は、国から出荷停止の指示が解除された主力車種「タント」などの生産を、滋賀県竜王町にある滋賀工場で１０日から再開しました。 これによって滋賀工場の稼働率は、大幅に上がるとみられます。ダイハツ工業が国の認証を不正に取得していた問題では、国内４つの自動車工場が去年１２月下旬にすべて稼働を停止したあと、国から出荷停止の指示が解除された車種から順次、生産が再開されています。 １０日は、すでに一部の生産が再開されている滋賀県竜王町の滋賀工場で▼主力車種の軽乗用車「タント」と▼ＳＵＢＡＲＵブランドの「シフォン」の２つの車種について、およそ３か月半ぶりに生産を再開しました。 このうち「タント」は、不正が発覚する前までダイハツの軽自動車の中では最も販売台数が多い車種だったこともあり、再開によって滋賀工場の稼働率は、大幅に上がるとみられます。 １０日朝出勤した従業員は「工場が稼働していなかった時は生活が苦しかったです。『タント』の生産も再開になってうれしいです」と話していました。 ダイハツは、大阪 池田市の本社工場で軽乗用車「コペン」の生産再開に向けた準備を進めていて、実際に再開されれば、国内４つの工場すべてが稼働することになります。