接客コンテスト1位時短勤務の母

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接客コンテスト1位時短勤務の母

(こーくん)今日のファイナリストのように、お客さんが時間を忘れてしまうような接客をしてくれると嬉しいです。

アパレル業界は土日・祝日がかき入れ時ということもあり、子育てとの両立が難しく、残念ながら辞めていくスタッフもいます。両立している人たちからも、私が時短勤務で周りに負い目を感じることへの共感の声が、コンテスト後に寄せられました。

研修費も研修教材費も無料で、一流の講師がゼロから親切ていねいに教える研修制度が確立しているので、全くのエステ未経験者でも安心です。技術だけでなくマナーや接客、理論などもしっかりと身につけることができます。また、より高度な技術と知識を養うために、各分野のエキスパートや海外からの特別講師を招いての講義も度々行っています。

新宿のにぎやかな街角に佇む、ユナイテッドアローズ新宿店のスタッフとして働く仲希望さんは、接客コンテスト『STAFF OF THE YEAR 2023』で、全国約8万人の頂点に立ち令和のカリスマ店員という栄光をつかんだ。そんな彼女の背景には、時短勤務という形で仕事と家庭を両立させながら、類稀なる接客スキルと深いファッションへの愛情で多くの人々を魅了してきた、多忙ながらも充実した日々がある。3人の子どもを持つ母として、仕事に情熱を注ぎながらも家族を大切にする仲さんの生き方は、多くの人にとって大きな刺激となるはずだ。今回は、そんな彼女の仕事への情熱、家族との絆、そして日々の挑戦について聞いてみた。

時短勤務制度を利用するときは、勤めている企業に申し出て申請書を取得しなければなりません。また、いきなり時短勤務を申し出ると企業側の準備が間に合わない場合があるので、申請の前に話し合いをすることが重要です。時短勤務を希望するときは最初に上司や人事部に相談し、「いつから始めるか」「いつまで続けるか」「時短勤務の具体的なスケジュール」の3点を話し合っておきましょう。時短勤務制度の相談は、遅くとも希望時期の1～2カ月前には始めるようにしましょう。申請書は各企業の就業規則に合わせて作成されるので、勤務先の人事部から受け取ってください。時短勤務を申請する理由や期間などを記載し、ほかに必要書類がある場合は同じく準備して提出しましょう。

Q.実際のプロの接客を受けてみて、自分がアパレル販売員の立場であればどういう点に気を付けて提案したいですか？

時短勤務制度を申請した人に不利益が起こらないよう、育児・介護休業法に基づいて企業側に「不利益な取り扱いの禁止」が定められています。例えば、時短勤務の申請を理由にした解雇や極端な労働時間の短縮、そのほかのハラスメント行為もすべて違法行為となります。時短勤務制度は、企業で働く従業員の権利であり、申請を受けた企業は要求に応じる義務があります。もし時短勤務制度を申請したことで不利益な扱いを受けたときは、最寄りの労働局に相談しましょう。時短勤務制度の導入が企業に義務化されて以降、多くの人が時短勤務を申請し、仕事と育児の二者択一ではないライフプランを築いてきました。両立に不安を抱える女性にとって、時短勤務制度は大きな手助けになります。自分にとって最適なワーク・ライフ・バランスを整えて、仕事も育児も充実させていきましょう。

子育て中だからこそ、同じ立場のお客様に説得力のある接客ができるということも日々感じます。毎朝５時起きで睡眠時間が少なく、大変なことも多いですが、今は目の前の仕事一つ一つに一生懸命取り組みたい。時間に制約があってもできる「新たな働き方」で成果を出し、後輩のためにも両立しやすい環境を整えていきたいと思っています。

2016年から2020年にかけては産休・育休を取得し、2人の子どもを出産しました。接客業は子育てとの両立が難しそうなイメージがあるかもしれませんが、当社では多くの社員が産休・育休を取得している実績があります。時短勤務制度もあります。アルバイトスタッフを増員したり、ヘルプ社員に来てもらい、制度を活用しています。私も復帰後は、店長のいる店で時短勤務からスタートしました。時短の中でも店長経験を活かし、デベロッパーから店舗運営を任される「ショップマスター」にもなりました。アルバイトスタッフの人材育成や、売上げ向上のための取組みにも力を入れ、子育てしながらも、やりがいの大きな仕事ができました。

主催するバニッシュ・スタンダードの小野里寧晃CEOは最後の挨拶にて、「激動と感動の幕が閉まりました。今日、皆さまに見ていただいたと思いますが、決してAIやロボットでは提供できない、人が人にしか提供できない温かさ、思いやりがあるから、接客業は人を感動させられるのだと思います。このことを『STAFF OF THE YEAR』というイベントを通じてたくさんの人に知ってもらい、接客業のすばらしさを多く伝えることによって、未来の販売員の皆さまがこの業界に入って、この業界を発展させることができます」と述べた。

Q.本日8万人の中から選ばれたアパレル店員より接客を受けていただきました。お二人は自身のアパレルブランドを持っていらっしゃいますが、自分のブランドをどんなアパレル店員さんにどのような想いで売ってほしいですか？

A.第1回目からコロナ禍の大変な中で、接客へのモチベーションを保ちながら、ファッションを愛して、1人でも多くのお客様に自信を持ってもらうことや服を着ることの喜びをお伝えするという皆様の魂をすごく感じています。その姿に1回目から感動していたのですが、第3回目となる今回、日々の接客の中で自分のレベルを上げ続けていると感じました。そのため、過去最大に難しい審査になっています。