ドル・円は主に151円台で推移か、米長期金利下げ渋りでリスク回避の円買い抑制も

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ドル・円は主に151円台で推移か、米長期金利下げ渋りでリスク回避の円買い抑制も

 

東京市場オープニングコメント

「ドル・円は主に151円台で推移か、米長期金利下げ渋りでリスク回避の円買い抑制も」
 8日のドル・円は、東京市場では151円58銭から151円88銭まで反発。欧米市場では151円94銭まで買われた後、151円72銭まで下落し、151円85銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利は底堅い動きを見せており、リスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
 報道によると、米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は4月8日、ラジオ局とのインタビューで「どれくらいの期間、制約的な金融政策を望むのかについて注意する必要がある」、「あまりに長く続ければ失業率が上昇し始める」と述べた。同総裁によると、今年の経済成長は2023年よりも鈍化しているようだ。先週発表された3月雇用統計は市場予想を上回る内容だった。失業率は3.8%に低下したが、グールズビー総裁の予想を考慮すると利下げ開始時期が7月以降になった場合、失業率は今年後半にかけて4%台に上昇する可能性がある。ただ、インフレ見通しは不透明であり、米長期金利は4%台を長期間維持することも予想される。
《午前8時現在》 ドル・円: 151.30円-152.50円 151円台前半でドル買い興味
          ユーロ・円: 164.30円-165.50円 164円台前半でユーロ買い興味
          豪ドル・円: 99.50円-101.00円 99円台半ば近辺で豪ドル買い興味

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は主に151円台で推移か、米長期金利下げ渋りでリスク回避の円買い抑制も

ドル 円は主に151円台で推移か 米長期金利下げ渋りでリスク回避の円買い抑制も

4日の米国市場ではイランとイスラエルを巡る地政学リスクの高まりを受け、株式相場が終盤にかけて下落。安全資産に資金が動く中、米国債利回りは低下した。為替市場では逃避需要からドルや円、スイスフランが買われる中、ドル・円では米金利低下により相対的に円の買い圧力が勝った。5日の日本株も反落した。

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは、東京時間は「想定為替レートから大きく円安にあるため、新年度入りで輸出企業からドルのヘッジ売りが多めに出やすい」ことも円高につながったと説明。一方、期初で対外投資に伴う円売りも出たと話した。

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジストは、ドル・円は日足・一目均衡表の転換線を割り込んだため「少し潮目の変化が生じつつあり、投機筋のポジション調整が続く可能性がある」と指摘した。

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