【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析－レンジは前日から横ばい

日経平均株価は反発。5日移動平均線（37802円 4/26）上を回復したものの、10日移動平均線（37982円 同）や75日移動平均線（38177円 同）などを上値で意識する展開となった。レンジは前日から横ばいとなり、小陽線にとどまる動きとなった。

　RSI（9日）は前日30.7％→36.8％（4/26）に上昇。短期的に上昇しやすいタイミングに入っており、50％超えにつながるかが焦点となる。

　きょうも下落基調にあった10日移動平均線付近で上値を抑えられる格好となった。特段と前日から大きな変化はない。陽線と陰線を繰り返しており、下値不安はやや後退しているが、依然として年初来高値を起点とした短期波動は下向きのトレンドフォローが基本となる。

　上値メドは、4/5安値（38774円）、4/12安値（39457円）、心理的節目の40000円、4/1高値（40697円）などが考えられる。下値メドは、100日移動平均線（36927円 同）、心理的節目の36000円、心理的節目の35000円、200日移動平均線（34631円 同）などがある。

・提供　DZHフィナンシャルリサーチ