[ユーロ米ドル]ECB理事会で利下げは

(ユーロ米ドル日足)



今週開かれるECB理事会では政策金利4.5％据え置きが予想される。しかし、先週発表されたユーロ圏3月HICPはコアともに予想を下回ったことで今週の理事会で利下げを決定するとの見方も浮上。ただ、市場はまだ織り込んでいないことからもし利下げ、或いは利下げ議論が開始されるようならユーロは再び下落が始まる可能性が高い。
先週は米雇用統計を控えユーロ買い戻しの動きが強まるなど買いは一巡。再びユーロ売りが出やすい状況であり1.07ドルを目指す展開を予想する。
1.07ドルは昨年12月8日、2月13日、そして先週も跳ね返されているかなり強いサポートとして意識される。
もし、このレベルを下回るようなら1.06付近まで目立ったサポートはない。

今週のユーロドル予想レンジ：1.0860（BB中心）～1.0700（61.8％）

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